シンガポールでのポリマー生産でデュポンとアトラスコプコレンタルが提携

2015年11月12日、ベルギー・アントワープ:DuPont Singaporeは、自社のポリマー生産を守るためにオイルフリー圧縮空気の市場調査を実施し、アトラスコプコレンタルを提携先として選択しました。その理由は、アトラスコプコレンタルが幅広い機器を取り揃えているばかりでなく、能力の高い有資格のエンジニアと技術者を擁しているからです。

2015/11/12

DuPont Singaporeは、米国に本社を置く創業200年以の化学企業デュポン傘下の企業です。同社は、ケブラーなどの革新的な素材を生産し、農業、栄養、電子/通信、安全/保護、住宅/建設、交通、アパレルなど幅広い市場に提供しています。デュポンはシンガポールに2つのポリマー生産施設を所有し、かつては他の大手企業2社と公共施設を共有していました。圧縮空気の供給も含め、これらのパートナー2社の一方から3社にもたらされるメリットは多数ありました。しかし、公共施設の共有が打ち切られ、生産には圧縮空気の安定供給が不可欠であるため、デュポンは自社の供給元を探す必要に迫られました。

“デュポンから問い合わせを受けて、要件を完全に理解するためにまずは現場をくまなく見学しました。流量、圧力、利用可能なスペース、取合点を評価し、デュポンの運転チームと安全チームを交えて安全パラメータを検討し、提供する機器の詳細を詰めました。”

Clement Lim, アトラスコプコレンタル・シンガポールのサイトエンジニア

検討結果に基づき、スムーズな常時稼働を実現できるように、移動式オイルフリーコンプレッサPTS 916を4基、乾燥剤式ドライヤ3基、エアレシーバ2基に燃料システム1基の組み合わせを提案しました。必要に応じてエア流量と圧力を増加できること、そして技術者の専門知識が見込まれて、デュポンは当社との提携を決断しました。

しかし、休止時間2分以内で機器を設置するという困難な要件がありました。そこで、工場のヘッダ圧力をPTS916と同期し、コンプレッサ2基を全負荷で運転して、残りの2基をスタンバイ状態にしました。スタンバイ状態の機器は、定期的なオイル交換時にバックアップとして利用したほか、4,080 m3/h(2,400 cfm)のオイルフリードライエアを8 barで常時供給するために定期的に作動ユニットと交代で運転しました。

設置が完了すると、必要なエアが100%供給されるだけでなく、これまで自社で対処せざるを得なかった技術サポートも受けられるトータルなソリューションが実現して、デュポンに喜ばれました。

“デュポンの事例は、アトラスコプコレンタルがお客様に提供するトータルなソリューションのコンセプトを示す好例です。アトラスコプコレンタルは圧縮空気を供給するだけでなく、お客様の目線で検討して、故障なく、生産活動に集中できるような機器構成を必ず提案します。”

Clement Lim

詳細については、以下の担当者にお問い合わせください。


アトラスコプコは、サステイナブルな生産性ソリューションを実現する世界有数の企業です。当社グループでは革新的なコンプレッサ、真空ソリューションと空気処理システム、土木鉱山機械、電動工具とアセンブリシステムをお客様にお届けしています。アトラスコプコでは製品やサービスを開発する際に、生産性、エネルギー効率、安全性、エルゴノミクスを重視しています。当社は1873年に設立され、本拠地はスウェーデンのストックホルムにあり、世界180か国以上に展開しています。2015年のアトラスコプコの総売上は1,020億スウェーデンクローネ(110億ユーロ)に達し、従業員は43,000名を超えています。


スペシャルティレンタルは、アトラスコプコの建設機械事業エリアの一部門です。世界各地の各業界の顧客に、エアコンプレッサ、窒素、蒸気、および電源用発電機のレンタルソリューションを提供しています。特殊製品レンタルサービスは、複数のブランド名で提供されます。部門本部は、米国ヒューストンにあります。