ジュベールのSadaraプロジェクト(サウジアラビア)で窒素生成装置システムが始動

2015年1月5日 アトラスコプコレンタル(アントワープ/ベルギー)は、非稼動タンクの不活性化と保管に使用する窒素発生装置と関連装置のレンタルを開始しました。

2015/01/05

Sandra Chemical Companyは、業界トップ企業のSaudi AramcoとDow Chemical Companyが手を結んだ企業連合であり、1期の計画としては世界最大の化学コンビナートを建設中です。このコンビナートには世界規模で事業を展開するメーカー26社が進出する予定であり、年間300万トンを超える生産が見込まれます。フル稼働初年度から、SadaraはFortune 500にランキングされるとみられています。このコンビナートでは、請負業者のうち1社が石油貯蔵施設の建設を担当しており、大小62基のタンクに各種製品が貯蔵されることになります。各タンクは充填や不活性化などの目的で使用します。非稼動のタンクは窒素で不活性化され、次に利用するまで7 barの圧力で保存されます。この用途では、300 CFM、純度98%の窒素が求められます。

当初、タンクの不活性化に純度99.9%の窒素ガスが要求されていましたが、当社のメンブレン式窒素発生装置では、この要求純度を達成できません。アトラスコプコレンタルのセールスエンジニアは、炭化水素製品を貯蔵するタンクの不活性化には、このレベルの純度の窒素ガスは必要ないことを当初から明確に把握していました。技術面と費用面の課題を何度もミーティングで話し合い、その結果、お客様の用途では純度98%の窒素ガスで仕様要求を満たすことをご納得頂きました。

そこで、BB2000窒素メンブレンにPNS 2基を装備し、各PNSが1日12時間ずつ稼働する構成で納品することになりました。PNS 1基が日中稼働し、もう1基が夜間に高圧ドライヤとともに稼働します。さらにマニフォールド、エアホース、エアタンクを提供するほか、オペレータ2名も派遣します。プロジェクト期間中はサービスエンジニア2名も派遣する予定で、期間は3ヵ月を予定しています。

“今回の取引が契機となって、Sadaraが進めている巨大プロジェクトの中で窒素関連の事業が増えていくことを期待しています”

Waddah Ahmad, アトラスコプコレンタルのSadaraプロジェクト担当セールスエンジニア

詳細については、以下の担当者にお問い合わせください。


アトラスコプコは、サステイナブルな生産性ソリューションを実現する世界有数の企業です。当社グループでは革新的なコンプレッサ、真空ソリューションと空気処理システム、土木鉱山機械、電動工具と設備用システムをお客様にお届けしています。アトラスコプコでは製品やサービスを開発する際に、生産性、エネルギー効率、安全性、人間工学を重視しています。当社は1873年に設立され、本拠地はスウェーデンのストックホルムにあり、世界180か国以上に展開しています。2015年のアトラスコプコの総売上は1,020億スウェーデンクローネ(110億ユーロ)に達し、従業員は43,000名を超えています。


スペシャルティレンタルは、アトラスコプコの建設機械事業エリアの一部門です。世界各地の各業界の顧客に、エアコンプレッサ、窒素、蒸気、および電源用発電機のレンタルソリューションを提供しています。特殊製品レンタルサービスは、複数のブランド名で提供されます。部門本部は、米国ヒューストンにあります。