新しいBIO4 Centralに対応する完全電力ソリューション

2018/08/07

アトラスコプコレンタル、臨時電源用バックアップソリューションを提供してHOFOR社を支援

デンマーク最大の電力会社であるHOFOR社は、コペンハーゲンにBIO4発電所を建設中です。HOFOR社は、サステイナブルな都市の実現を目指しており、新たにBIO4発電所が完成すると、コペンハーゲンは世界初のCO2ニュートラルな首都となります。この施設では、CFB(循環流動層)ボイラーで年間120万トンのサステイナブルな木材チップを燃焼して発電します。そのため、BIO4発電所には年間約350回木材チップが送られます。届いた木材チップをボイラーに投入するため、新しいクレーン2機を24時間無休で稼働します。

臨時の効率的電力需要

不測の事態により、クレーンのトランス納入が遅れたため、HOFOR社は臨時のソリューションを探さなければなりませんでした。トランス納入を待つ間、HOFOR社は電力供給を確保してクレーンの運転を維持して、木材チップの投入が中断しないようにする必要がありました。

そこで、HOFOR社はアトラスコプコレンタルデンマークに連絡し、これを受けてレンタルエンジニアが完全ソリューションを設計しました。燃費に優れた1250-kVAディーゼル発電機(400V)を2500 kVAのトランスに接続することで、クレーンに10 kV電圧を供給します。

アトラスコプコレンタルデンマークは業界最高のレンタル機器ディーゼル発電機アクセサリ)を供給しただけでなく、完全ソリューションをHOFOR社に提供しました。コンサルティングや設計から試運転まで、立ち上げから整備や24時間サポートまで、すべてが最初から最後まで(このプロジェクトでは3ヵ月間)、アトラスコプコレンタルの専門家が対応しました。

弊社は再生可能エネルギー業界で多くの経験を蓄積しているので、HOFOR社から問い合わせを受けたときこの依頼にどう対応すべきかすぐにわかりました。HOFOR社のすべてのニーズに応じて、最適なソリューションをすぐに提供することができました。

Michael Nohr-Petersen , アトラスコプコレンタルデンマーク担当マネジャー

詳細については、以下の担当者にお問い合わせください。

アトラスコプコは、サステイナブルな生産性ソリューションを実現する世界有数の企業です。当社グループでは革新的なコンプレッサ、真空ソリューション、発電機、ポンプ、電動ツールと設備用システムをお客様にお届けしています。アトラスコプコでは製品やサービスを開発する際に、生産性、エネルギー効率、安全性、人間工学を重視しています。当社は1873年に設立され、本拠地はスウェーデンのストックホルムにあり、世界180か国以上に展開しています。2017年のアトラスコプコ(エピロックABを除く)の総売上は860億スウェーデンクローネ(90億ユーロ)、従業員数は約34,000名です。詳細については、www.atlascopcogroup.comをご覧ください。 スペシャルティレンタルは、アトラスコプコの電力技術事業エリアの一部門です。世界各地のあらゆる産業分野のお客様に、エア、電源、フロー、蒸気、窒素のレンタルソリューションを提供しています。特殊製品レンタルサービスは、複数のブランド名で提供されます。部門本部はベルギーにあります。