インドネシアの繊維メーカーで遠心式オイルフリーコンプレッサを採用

Primayudha Mandirijaya Pt.社の繊維工場では、作業の自動化が進むにつれ、工程の中核部分で使用されるエアコンプレッサの役割の重要度が高まってきています。2012年、同社は紡糸と巻き取りの工程用にZH 350+遠心式エアコンプレッサ(圧力7bar、350kW)を導入しました。この機器が採用された理由は、安定した圧力を確実に供給でき、しかも使用されるエアからオイルが完全に排除されているため、製品損傷のリスクを回避できることにありました。

オイルフリーコンプレッサ Class 0 繊維

安定した圧力で安定した生産性を実現

一体型の織物ユニットには高品質の空気が不可欠です。これは特に、年間95,000~12万ベールを生産するPrimayudha Mandirijaya Pt.社のような規模の工場で言えることです。巻き取り機では、圧縮空気を糸の継ぎ合わせに利用します。従来のリング精紡機や巻き取り機でも圧縮空気を利用して継ぎ合わせを行いますが、Primayudha Mandirijaya Pt.社に設置されている先進的なエアジェット渦紡績機では、圧縮空気はさらに重要な役割を担います。アトラスコプコは、エネルギー効率と信頼性の高いオイルフリー圧縮空気ソリューションを繊維産業界に導入した最初のメーカーで、このソリューションを使用すると糸の生産速度を総体的に高めることができます。


“当社の工場では、安定した圧力が得られることが最も重要です。アトラスコプコの遠心式コンプレッサが、当社が求める圧力で空気を供給し、高い生産性を実現できる唯一の機器でした。”

Mukesh Garg, Primayudha Mandirijaya Pt.社のプロダクションマネジャー

ZH350+オイルフリー遠心式コンプレッサによって解消されるリスク

エアジェット紡糸工程では、綿を紡いで糸にする際に使用する圧縮空気は、細いノズルを通って送られます。圧縮空気にオイルが混入しているとノズルが詰まり、圧縮空気と直に触れる糸に汚れが付きます。その結果、ノズル交換で高額なコストがかかり、生産ロスとなり、製品はお客様から不合格品としてはねられてしまいます。
ZH 350+オイルフリー遠心式コンプレッサは、ISO 8573-1 Class 0(2010)認証を取得しています。Class 0 とは、汚染のリスク、製品の不良や安全性低下のリスク、生産停止による損失のリスクがゼロになるということを意味します。
2013年11月、Primayudha Mandirijaya Pt.社は、さらにもう1台アトラスコプコの製品を購入しました。ZH500+-9遠心式コンプレッサです。設置後すぐに使用できるパッケージとして納入されたZH500+-9は、高度な空力方式を採用しているためコア部分の消費電力が少なく、クーラーや吸入フィルタ、各部品からの圧力損失が減少します。これにより、フルロード時で最大7%、パーシャルロード時にはさらに最大9%の比エネルギーが節約されます。この新しいコンプレッサは、2014年4月に納入されました。

“この新しいマシンは、当社の生産信頼性の向上、製品の品質保護、最大限の省エネ達成の助けとなります。”