ヴェルスモルト下水処理施設ではZS VSDオイルフリースクリュブロワ導入によりエネルギー効率が10%向上。

ドイツのヴェルスモルトにある下水処理施設では、インバータ駆動(VSD)のアトラスコプコZS 55+オイルフリースクリュブロワ2基から、高いエネルギー効率で圧縮空気を供給しています。VSDの高い効率により、この下水処理場では10%のエネルギー節約を達成し、下水道料金の引き下げにつながりました。

産業排水と家庭排水の処理

コンプレッサルーム(ヴェルスモルト)

この処理施設では、年間約300万m3の汚水を処理していますが、そのうち60%は産業排水、残りはヴェルスモルト市街地からの家庭排水です。この処理施設に特有の問題として、食肉加工業が大きな割合を占めるため、汚染度が高く、リン酸塩が平均量を超える汚水を処理しなければならないということでした。そこで、排水の汚染レベルを迅速に検出し、適切に処理できる浄化技術、測定技術、プロセス制御システム、圧縮空気技術が必要でした。硝化および脱窒は、2つの曝気槽で同時に行われます。好気的分解プロセスでは、まず生物学的プロセスに酸素がプレート通気装置から供給されます。その後の嫌気的段階では、タンクの内容物のみが混合されます。各タンクには、3つのブロワから酸素が供給されます。

“試運転が終了した時点で、アトラスコプコのブロワは他社の機器に比べて10%効率に優れることが確認されました。”

Khosrow Ghobadi, ヴェルスモルト下水処理場プラントマネジャー

試運転で高いエネルギー効率を確認

いずれの場合でも、アトラスコプコのインバータ駆動(VSD)のZS 55+ VSDオイルフリースクリュブロワが制御します。2基のブロワは、他メーカー製のブロワ2基と連携して、500~600 mbarの過剰圧力を目標に1,500~3,500 m³/時で圧縮空気を供給します。流量は、インバータ駆動により実際の空気需要に応じて自動的に調整されます。「アトラスコプコのブロワはコンパクトで、改造はほとんど必要ありませんでした」と、プラントマネジャーのコースロー・ゴバディ氏は称賛しています。「機器をプロセス制御システムに接続するだけで、何の問題もなく稼動できました」しかし、ZS+ブロワが装備されたのは、当初2つのタンクのうち1つだけでした。「効率アップが約束通り達成されるか、確かめたかったからです」と、ゴバディ氏は振り返り、にこりと笑いました。「試運転後、アトラスコプコのブロワが他メーカー製の機器比で10%も効率が高いことを確認できました」この結果を受けて、この処理場はアトラスコプコから2基目のスクリュブロワを購入しました。「この2年間、2基ともスムーズに運転しています」と、最後にゴバディ氏は言いました。「私たちのすべきことは、定期メンテナンスだけです」

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