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アトラスコプコ、Stage V排出ガス規制準拠のディーゼルエンジンでDrillAirコンプレッサの効率を改善

アトラスコプコは、DrillAir高圧ポータブルコンプレッサシリーズにStage V排出ガス規制準拠のエンジン搭載モデルを発売しました。主にグランドエンジニアリング、パイプラインサービス、井戸、地熱井などに利用されるDrillAirシリーズには、運転圧力20~35 bar、流量20.6~42 m3/minの複数の大型コンプレッサモデルを取り揃えています。

さらに、アトラスコプコはこのコンプレッサシリーズに新しいXc4004 Smart Airコントローラを採用しました。新たに開発された機器とAirXpert 2.0性能管理システムを組み合わせたため、掘削会社は、エンジン排出レベルの低減と運転性能の改善という2つのメリットを得ることができます。

弊社独自のDrillAir製品ポートフォリオは、コンプレッサの優れた信頼性だけではなく、優れた性能と総所有コストの面で多くの掘削業者から高く評価されています。このシリーズは、Stage V排出ガス規制準拠のエンジン、Xc4004、AirXpert 2.0の採用により改善されており、従来以上に短時間で作業を完了できます。

Hendrik Timmermans , ポータブルエア部門マーケティング担当VP

Stage V排出ガス規制準拠

最新の排出ガス規制Stage V準拠のScaniaエンジンがDrillAirコンプレッサ新製品に搭載されました。ただし、Y35とV39モデルは例外で、今後Stage Vに準拠します。最新エンジンの搭載により、DrillAirコンプレッサの効率は3~4.5%向上します。

Stage V準拠の効率性を超える

燃料費が掘削1 mごとに計算される用途では、ドリルリグにエアを供給するコンプレッサに対してクラス最高の効率が求められます。アトラスコプコは、Stage V排出ガス規制準拠のエンジン導入にとどまらず、その先を見据えています。V21およびH23 DrillAirコンプレッサには、自社設計の最新のエアエレメントが搭載されており、効率レベルがさらに2%向上します。15~35 barのY35 DrillAirコンプレッサには、特許取得済みのXPR(Extended Pressure Range)システムも搭載されています。そのため、Y35は幅広い用途でお使いいただけ、ROIの向上を目指すレンタル会社に好適な選択肢です。

高い信頼性を実現する設計

Xc4004コントローラ
DrillAirモータはIP67等級適合で、改善された特許取得済みのAirXpert 2.0性能管理システムの信頼性がより高まります。接続数を減らし、頑丈な設計を採用したため、振動と衝撃からシステムを保護します。この性能管理システムは、流量を増やし、流量と圧力を安定化することにより、生産性を大幅に高めます。Xc4004 Smart Airコントローラの7インチディスプレイでは、切替えせずに1画面で圧力と流量を監視できます。さらに、15個の変数パラメータの履歴にも容易にアクセスして、完全に管理できます。また、OilXpert機能により、オイル温度を監視して調整できるため、コンプレッサオイルのサービス期間を延長し、総所有コストの削減につながります。

過酷な用途でも耐久する仕様

新しいIP67等級適合のXc4004コンプレッサコントローラは、過酷な掘削用途に最適です。ドリルリグに2つめのスクリーンを取り付けると、リモートコントロールにも対応します。そのため、利用場所からコンプレッサのエア供給を直接制御できます。3層の腐食保護を施したキャノピは、460時間の塩水噴射試験に合格し、C3認証を取得しています。DrillAirコンプレッサはコンパクトで、エア供給用のコンプレッサとドリルリグをトラック1台に積載できるため、輸送にかかるコストと時間を最低限に抑えます。以上の機能により、DrillAirコンプレッサの再販価値が大幅に高まるため、ROIがより向上します。

アトラスコプコ、Stage V排出ガス規制準拠のディーゼルエンジンでDrillAirコンプレッサの効率を改善

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