病院業務をサポートするアトラスコプコの発電機
2021/04/20
最高の安心を求めるお客様に最適のカスタマイズ可能な電力ソリューション。
電力ソリューションが必要な理由
ポルタヴァ地方のN.V. Sklifosovsky病院は、開業以来200年以上も地域に貢献してきました。開業後、規模は大幅に拡張し、現在約800床を擁しています。この病院では、非常に優れた入院/通院相談手順が確立されています。さらに、将来の医師と看護師の訓練機関としても機能しています。
ほとんどの病院と同様、この病院でも、電力は主電源からの2つの個別の電気回路を経由して供給されます。病院では、電力が絶対不可欠です。電気機器すべてが機能を停止してしまうため、停電は健康にとって、そして究極的には患者の命にとっての大きな脅威です。停電時に、患者が集中治療室や手術台にいる可能性もあります。
信頼性の高いソリューション
電力が不可欠な他の用途と同様に、病院経営陣はディーゼル発電機を非常電源として導入することにしました。主電源が停電した際には、非常電源が即時に起動します。このプロセスを開始するにあたり、病院では必要な点を詳細に調査しました。調査の結果、既存のシールドの状態が良好ではないため、発電機導入とともに、配電盤を交換するよう必要があることがわかりました。
発電機は遠隔監視できます
2016年、現地の請負業者により、発電「室」の建設と配電作業が完了しました。この病院では、2台のディーゼル発電機を導入しました。その高い信頼性と性能に定評があるため、この病院ではアトラスコプコのQIS 140 2台を選択し、合計出力286 kVAを確保しました。さらに、配電盤を交換し、試運転を実施して、遠隔ディスプレイを設置したため、担当者が配電室から発電機の状態を確認できるようになりました。このほか、監視システムも実装されました。発電機や主電源の状態に変化があれば、このシステムからお客様である病院とサービスエンジニアに通知されます。
安心設計
QIS産業用発電機
非常時バックアップ用の発電機は、ぜひ活躍の機会がないままでいてほしい設備です。最高基準で設計、製造されたQISシリーズは厳しい試験をパスしており、主電源に不具合が生じてから数秒以内に電源が確実に起動します。アトラスコプコのQIS電源装置が安心感を提供し、病院関係者と患者はいつもぐっすりと眠れるのです。
QISシリーズには便利なオプションが幅広く用意されており、お客様の仕様に従って発電機を構成できるため、この病院の用途に最適なパッケージを納入できました。出力から必要なオプションまで、すべてをカスタマイズすることが可能です。