リトアニアのドゥビサにある緑豊かな渓谷には、1916年に建設され、現在は文化遺産に指定されている、古く美しいリドゥウェナイ鉄道橋がかかっています。橋の修復や耐食コーティングの経験が豊富なŠvykai社は、ここで最新の修復プロジェクトを実施しています。
アトラスコプコは大型の低圧XAVS 448コンプレッサを同プロジェクトに供給しました。Stage Vエンジンを搭載したこの大型コンプレッサは燃料を節約し、環境への影響を低減します。
建築物保護サービスの経験
2005年、Švykai三兄弟がリトアニアのカウナスに、プロフェッショナルで高品質な建設物保護サービスを提供する会社を設立しました。現在、同社は120人の従業員を抱える会社に成長しています。Švykai社は本プロジェクトのEPC（エンジニアリング、調達、建設）請負業者であり、ヨーロッパ各地で同様の仕事をしてきた実績があります。しかし、リドゥウェナイ鉄道橋は1世紀以上前に建設され、コンクリートも当時のままのため、本プロジェクトには繊細さが要求されます。最後の修復は20年前に行われており、全プロジェクトが完了するまでには18ヵ月を要する見込みです。
サンドブラストおよびコーティング用の信頼性の高いコンプレッサ
XAVS 448コンプレッサはサンドブラストだけでなく、30500 m²の耐食コーティングにも使用されます。これはきわめて大規模な作業です。プロジェクトマネジャーのŠarūnas Kvetkas氏は、約10年間同社で働いており、この種の特殊な業務にも慣れています。
アトラスコプコの高品質な製品と顧客サポートを信頼しているため、本プロジェクトではXAVS 448コンプレッサを選択しました
45メートルの高さで困難な作業が行われていますが、鉄道は現在も運行中で列車が時折横断します。Švykai社が信頼性の高いアトラスコプコのコンプレッサを選択したのには複数の理由があります。本プロジェクトはダウンタイムなしで、スケジュールに従ってスムーズに遂行する必要があります。Šarūnas Kvetkas氏は、供給業者からの優れたサポートの重要性を強調しています。「Švykai社は信頼性の高い供給業者を選択します。そのため、アトラスコプコのXAVS 448を購入しました」。歴史的なリドゥウェナイ鉄道橋プロジェクトは特殊な環境下で行われるため、Švykai社は作業現場に特別な措置を講じました。粉塵軽減技術やカスタマイズされた足場など、複数の専用設計されたソリューションにより、作業が環境に与える影響を最小限に抑えています。Švykai社にとって難しすぎる課題はありません。それはアトラスコプコのポータブルエアコンプレッサにとっても同様です。
