J. Murphy and Sons社は、エンジニアリング、建設、インフラ設備などの事業を中核とするグローバル企業です。本社はロンドンにあり、英国、アイルランド、カナダで事業を展開しており、従業員は3,500人以上です。アトラスコプコは長い間、同社の優先サプライヤとして、強固なローカルネットワークを通じて信頼性の高いソリューションを提供しています。
圧縮空気で杭打ちリグから残留コンクリートを除去
このスポンジボールをパイプの中で吹き落として、リグの中の残留コンクリートを除去します
Murphy社では圧縮空気を使って、杭打ちリグの4インチと5インチのパイプから残留コンクリートを除去しています。圧縮空気は適切な大きさのスポンジボールを、最長80 mのパイプの上から下へ押し下げます。これには、約7 bar（175 cfm）の流量が必要です。XAS 88は、先行モデルと比べて燃料効率が12%向上しており、クラス最高の効率を実現します。
60年以上もの間、Murphy社は「たしかな仕事をして」きました。当社には、必要なとき、必要なところで信頼性の高い機器を提供してくれる長期的なパートナーが必要です。当社は、アトラスコプコのコンプレッサとハンドツールを多数保有しています。アトラスコプコはグローバル企業ですが、プロジェクトがどこで行なわれても、ローカルネットワークを通じて支援してくれます。
一体型ソリューション
Murphy & Sons社が使用するリグ
Murphy社の最大の課題は機動性でした。同社がコンプレッサを使うのはいつもでこぼこした地形なので、これまでは牽引式コンプレッサをクレーンで移動しなければなりませんでした。フレーム搭載のXAS 88は、車両後ろに積載できるため、現場でクレーンを使ってコンプレッサを移動する必要がなくなりました。小型で軽量（750 kg未満）なため、一体化が簡単です。さらに、漏れを110%抑えるフレーム装備なので現場での漏れがありません。また、整備作業は2年に一度で済み、ねじ込み式フィルタを新たに採用したため、作業は1時間もかかりません。点検箇所はすべてHardHatキャノピを開くとアクセスできます。
フレーム搭載の発電機内蔵XAS 88
PEキャノピを装備しているので、どんなに過酷な環境でもコンプレッサの運転を継続できます。カスタマイズしたダークグリーンのHardHatフードには、Murphyのブランドがくっきりと描かれています。
コンプレッサだけはでなかった
革新は当社にとって欠かせないプロセスです。新しい8シリーズには9 kVA発電機が内蔵されているとアトラスコプコから聞かされた時、すぐにコンプレッサの別の利用方法が浮かびました。現在、内蔵発電機は、一般に杭打ちリグと一緒に使うツールキャビンを照明するための電力源として使用しています。さらに、ハンドヘルドグラインダや小型溶接機の電源としても使われています。
XAS 88Gコンプレッサの内蔵発電機は、アトラスコプコがつくり出すユーザーエクスペリエンスを高めます。使いやすく、小型で統合しやすく、豊富な機能とメリットを備えたこのコンプレッサは、真の多目的構造機械です。
