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トルコで明かり用ドリルリグSmartROC T40によりランニングコストを削減

2015年1月15日

アトラスコプコのSmartROC T40ドリルリグの導入で、トルコの請負業者が燃料費を削減し、生産性を高めています。この話題は急速に広がっています。
トルコは世界でも燃料価格が高く、請負業者の多くはランニングコストを自分たちで制御するのが不可能ではないとしても困難であると考えています。しかしながら、今日、アトラスコプコが提供する革新的な技術であるSmartROC T40明かり用ドリルリグが大きな貢献を果たしています。掘削請負業者は、燃料費を大幅に削減でき、状況によっては削減率が50%にも達します。
採石企業Erkoç Kırmata şA.ş社がその典型的な例です。高い実績を誇るこの同族会社は、イズミル県のボルノワ市で石灰石採掘場を経営し、40年以上にわたって骨材と石灰石製品を生産しています。
SmartROC T40 in Turkey
採石場では、年間およそ800万トンを生産しています。しかし、トルコ国内の多くの同業者と同じく、ノルウェーに次いで世界で2番目に高いディーゼル燃料の価格が最大の不安材料になっています。
そのため、アトラスコプコがエネルギー効率のよい新しいドリルリグを開発したことを知ったとき、Erkoç Kırmataş社は進んで最初に試験導入を始めました。所有者のブラク・エルコチ氏は、次のように説明します。「このリグなら燃料費を半分に削減できるという話でしたが、もちろん懐疑的でした。そんなことができるとは思いませんでしたが、試しにやってみようと準備を進めたのです」
Erkoç Kırmataş社ではすでにアトラスコプコのドリルリグの車両が稼働していて、採石場の地盤状況はリグにとってもドリルスチールにとっても不変の課題である亀裂と空洞という特徴があります。この厳しい環境では、ランニングコストを削減する機会があれば何でも歓迎されました。

2台のリグを1台に結合

2013年の夏にSmartROC T40が現場に到着しました。その1年後には、機器ラインアップの常駐メンバーになり、他の2台のドリルリグを合わせたほどの生産量を記録するようになりました。そしてそれ以上に重要なのは、どのシフト勤務でも同社の燃料費を大幅に削減していることです。
「最初にSmartROC T40の購入を検討したとき、業界では1時間あたり1リットル節約できる機械の話が出ていました」と、エルコチ氏は回想します。「しかし、採石場での試運転中に、燃費は1時間37リットルから1時間13リットルに下落し、最低で1時間12.81リットルになりました。それまでは信じていませんでしたが、今ではすっかり信じています。SmartROC T40は、その謳い文句どおりの革新的な技術です」

"このリグなら燃料費を半分に削減できるという話でしたが、もちろん懐疑的でした。そんなことができるとは思いませんでしたが、試しにやってみようと準備を進めたのです"

Burak Erkoç ,Erkoç Kırmata şA.ş社所有者
SmartROC T40 in Turkey
試運転の結果は、燃料効率よりも高い性能が優先されるときでも、肯定的なものでした。「リグをフル稼働して生産性を最大に上げても、燃費は1時間あたりわずか17リットルでした」と、エルコチ氏は強調します。「弊社にはそれが何より素晴らしいことでした。この調子なら、燃料費の節約だけで、15か月でリグの採算がとれるのではないかと見積もっています」。これまで、リグはおよそ25,000 mを掘削し、トップハンマーさく岩機を約600時間装着しています。この他に、リグの摩耗とドリルスチールの消耗も減るという思いがけないメリットもあります。
SmartROC T40リグは、89 mmビットを使用して、深さ12 mの孔を掘削します。ドリルパターンは3 x 3から3.25 x 3.5 mまでさまざまで、平均生産量はエンジン稼働時間に応じて45~75 m/hです。
エルコチ氏は、次のように続けます。「今では、他のすべてのドリルリグの稼働を停止し、週に6日間7時間2交代制でSmartROC T40だけを使用しています。1日14時間で得られる生産性を考慮すると、24時間体制にすれば、採石場のすべての作業を終えられるのではないかと考えています」。「Mining and Construction online」でその全文を読むことができます。


エピロックは、2018年1月1日まで「アトラスコプコ」の商標で操業していました。

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