WellDrill 3062 - 井戸掘削の要件に応える製品

2017/07/06

最新の明かり掘り技術が地熱井と水井戸の需要を後押しするなか、この動向を最大限に利用する小規模事業者が増えつつあります。そのような事業者の1つが、井戸掘削の専門業者であるSäffle Brunnsborrning社です。

WellDrill 3062 Säffle

低コストなエネルギーに対する需要の高まりから世界各地で多数の地熱井戸が掘削されており、スウェーデンだけでも年間20,000か所に上ります。農村地域であるダールスランド地方やヴェルムランド地方はその典型例で、多くの家庭が各戸の井戸でエネルギーと飲料水を賄っています。このような非常に専門性の高い作業を行うため、個人だけでなく建設会社も井戸掘削を専門に扱う企業に依頼しています。Säffle Brunnsborrning社もそのような企業の1つで、地熱井戸と水井戸の掘削作業を提供する企業としては地域をリードする存在です。Säffle Brunnsborrning社が設立されたのは1976年で、マネージングディレクターのダニエル・カールソン氏がトップに就任したのは2010年のことです。同社は需要の増加とともに成長を続けてきましたが、現在では同社が掘削する井戸の約75%が地熱目的で、25%が飲料水用です。Säffle社の成功の背景にある主な要素の1つが、同社が使用している機器パッケージです。これはアトラスコプコが提供するものですが、最近同社ではさらに別の機器セットの導入を決定しました。それがWellDrill 3062CRドリルリグと新製品のコンプレッサDrillAir Y35です。

“カールソン氏は「これにより対応できる仕事量が2倍になりました。現在では2セットを使用して、週あたり最大で13か所を掘削しています」と話しています。”

Daniel Carlsson, マネージングディレクター、Säffle Brunnsborrning社

迷いのない選択

WellDrill 3062 Säffle

カールソン氏は、サプライヤの選択について迷いはなかったと話しており、次のように付け加えています。「当社のビジネスにとって動作の信頼性は極めて重要な要素です。大げさではなく、最後に機器の故障が発生したのがいつだったのか思い出せません。さらに、取り扱いや作業ごとの移動も容易です。これは当社の作業環境にとって重要な要素です。」同社では週に1度くらいの頻度で機械に対する簡単なメンテナンスチェックを実施しており、アトラスコプコとサービス契約も締結しています。同氏は「当社のお客様には個人の方もいれば、大きなプロジェクトを取り扱う建設会社もいます。こうしたお客様を満足させることが次の仕事へとつながるのです」と話しています。ヨンザレッドという近隣の町でアトラスコプコの担当者として活動するマーカス・オスターベルグは、ほぼ毎日カールソン氏や従業員の方たちと連絡を取り続けています。また、「Säffle Brunnsborrning社は単なるお得意様ではありません。当社への要求は高く、それに応えなければなりません」と話しています。Säffle社は、地熱井戸および水井戸の掘削に特化したハンマの開発プロジェクトにも携わっています。このハンマは、今年の3月に発表されました。ヨハンソン氏は「これまで以上にスムーズに動作し、生産性を高めてくれる35 barに対応した新世代のハンマを提供したいと考えていました。そのため1回あたりの打撃力を少し下げて、頻度を高めました」と話しています。

快適に使用できるハンマ

WellDrill 3062 Säffle operator

数週間のテストを経て、Säffle社はこのハンマが期待に応えるものであることを確認しました。掘削手のフレドリック・ヨハンソン氏は「間違いなくこれまで以上に快適に使用できるといえます。特に機械で立ち仕事をする作業者は仕事を楽にこなせるようになるでしょう。また燃料消費量の点でも、これまで使用していたハンマと比較して経済的であることがわかりました」と話しています。水井戸のプロジェクトで行った新しい機器のテストでは、リグによって110 mの深さまで掘削を行い、1時間あたり40~50リットルの水が流入しています。カールソン氏は「これ以上深く掘削しても意味はありません。あとは井戸に圧力をかけて流入量を増やすだけです」と話しています。問題が起こらなければ掘削できる井戸の数も増えます。結果は順調です。