オストロボスニア(ポフヤンマー)で信頼される掘削会社

アルト・マティラ氏が掘削請負に関心を持ったのは約20年前、自分の土地の岩を掘削するために装置を購入したときです。趣味が高じて始めた事業ですが、今では事業が趣味でもあります。

これより、マティラ氏がいかに現場の作業を楽しんでいるかがわかります。オストロボスニア(フィンランド、ポフヤンマー)の平地では、小規模のファミリー企業が柔軟性、期限厳守、高品質の仕事で定評を得ています。同社では、現在アトラスコプコの建設用途用新世代製品のFlexiROC T30を使用しています。2016年11月には、新規に導入した機械の掘削時間が250時間に達しました。マティラ氏は各種ドリルユニット3機と掘削機2機を所有しています。アトラスコプコのトップハンマーリグのほか、トラクターベースのユニットと掘削機積載型のExcaDrillドリルユニットを保有しています。マティラ氏自身は掘削チーム間を必要に応じて行き来しますが、新世代機器は請け負った基礎工事に使われています。マティラ氏の掘削機器は、オストロボスニア鉄道の線路でもよく見かけます。フィンランド鉄道公社の時間的猶予を考慮すると、時間厳守が絶対不可欠です。掘削と発破は、電車運行時間外に限られます。次の電車が作業現場を通過する前に、線路を空ける必要があります。昨年の11月中旬、同社ではカウハバでも請負作業を実施していました。ほとんどの作業がカウハバの100~150 km半径内で行なわれていました。1,000立方メートルを超える岩が、路盤建設のため爆破されました。道路建設プロジェクトは、インフラ整備プロジェクトを専門とするJuhan Paja社が担っていました。

“この作業現場は、当社の代表的なものです。1年のうちでさまざまな顧客のために、さまざまな掘削場所で仕事をします。作業規模と掘削深さはそれぞれ異なります。ここでは、孔の深さは一番高い地点で2 mでした。最も深い穴は14 mです。”

Arto Mattila, Contracting Services社オーナー、アルト・マティラ氏

アトラスコプコの建設用途向け新製品FlexiROC T30 Rは、アリペッカ・パーカージャルビ氏が運転しています。パーカージャルビ氏が掘削した穴に、マティラ氏が装薬します。新しいアトラスコプコ機は、マティラ氏が購入した2台めの機械です。1台めは前世代機で、6年間使用されました。マティラ氏の使用体験を元に、次も同じメーカーのリグを導入することになりました。「旧機種を使用している間、全く問題は発生しませんでした」と、マティラ氏は言います。同社のセールスポイントのひとつが「現場は仕事をする場であり、機器を修理する場ではない」であり、機器を最新の状態に維持することが重視されます。

“新しいドリルリグは数多くの新機能と自動システムを備えています。ハンマも非常に強力で、伝達力も前世代品より優れています。車台は重心が低く、クローラトラックサポート幅が2,410 mmもあるためバランスがよく、どんな地形でも走行性が向上します。新たに加えられた無線リモートコントロールを使って、様々な掘削イベント値をプログラム/調整できます。”

Arto Mattila, Contracting Services社オーナー、アルト・マティラ氏

パーカージャルビ氏は、自動深度設定機能を特に重宝しています。リモートコントロールを使って、掘削深さ、傾斜、確度を事前に設定できます。設定値を元に、掘削を完全自動化できます。さらに、圧力と回転数データもリモートコントロールで制御できます。11月、マティラ氏の報告によると同社の労働環境は良好でした。同社では、冬季も仕事の予約がほぼ埋まっています。

この記事はオリ・ペヴィオ氏がKonepörssiに書き下ろしたものです。


建設用途向けFlexiROC T30 R サーフェスアンドエクスプロレーションドリリング部門 顧客事例