SmartROC D65ドリルリグ - ベンチ上での優れた効率性と安全性
大成功を収めているアトラスコプコの21世紀型サーフェスドリルリグ「SmartROC D65」が、米国ラスベガスで開催されたMINExpo 2016(9月26日~28日)に出展されました。
MINExpo 2016のアトラスコプコのブースでは、ワールドクラスの露天採鉱向けドリルリグ「SmartROC D65」が訪問客を出迎えました。 このリグは、掘削オートメーション化技術の世界的先駆けであるだけではなく、最近行われた燃料節約キットのアップグレードにより、すでに低い燃料消費量がさらに15%削減されました。 もうひとつ新しい点は、オプションで長いフィードと標準のフィードが用意されており、これにより幅広い掘削用途に対応できます。 孔径110~203 mm(4 5/16~8インチ)用に設計されているSmartROC D65は、発破孔だけでなくプレスプリット孔やバッファ孔も容易かつ正確に掘削できるパワーとインテリジェンスを併せ持ち、まさに露天採鉱の未来を代表する製品と言えます。 例えば、ホールナビゲーションシステム(HNS)により迅速なセットアップが可能で、孔の位置を手動でマークしたり調査するといった作業を行わなくても、リグが自動的にその位置に進み、ロッドを継ぎ足したり減らしたりして必要な深さの孔を掘削します。 さらにアトラスコプコの新しいBenchREMOTEステーションを使用すれば、リグをリモートコントロールで操作できるため、ベンチの安定性が疑われる場合、作業者は離れた安全な場所からリグを操作できます。 このリグの使いやすいROC ManagerおよびSurface Managerソフトウェアによって、ログファイルのコンパイルや分析、同じ製品シリーズの複数のドリルリグから取得したデータとの統合も可能です。さらにこのデータを、SmartROCファミリーのその他すべてのリグおよびアトラスコプコPit Viperシリーズのドリルと共有することもできます。 そのうえ、SmartROC D65は、最小限の騒音、適度な気温、使いやすく見やすいカラーディスプレイ画面など、作業者の快適性の面でも明かり掘削の未来を体現しています。 アトラスコプコの製品マネジャー、マティアス・ヒエルペは、次のように述べています。「MINExpoのテーマは『The Future of Mining is Now(鉱業界の未来の幕開け)』でしたが、この意味でSmartROC D65はその完璧な一例です。この製品は、今日利用できる最新の技術を使って効率の向上と総運用コストの削減に取り組むことで、アトラスコプコがいかに未来に貢献しているかを示しています。この製品は、21世紀の明かり掘削のあるべき姿をすべて体現していると思っています」
詳細については、以下の担当者にお問い合わせください。
サーフェスアンドエクスプロレーションドリリング部門は、アトラスコプコ土木鉱山機械事業エリアの一部門です。土木工事、地盤工学、採石場、サーフェスさく孔および地下鉱山の各種用途で削岩機および探査掘削機器を開発、製造し、世界各地で販売しています。革新的な製品設計とサービスサポートシステムを重視するアトラスコプコの重点的取り組みを通じて、お客様の付加価値を高めています。主な生産拠点はスウェーデン、イタリア、インド、日本および中国にあります。事業部本部は、スウェーデン、オレブロにあります。
アトラスコプコがSustainable Intelligent Mining SystemsのためにEUのイニシアチブを調整
2016年12月14日
2016
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プレスリリース
アトラスコプコのさく岩機ABが、Sustainable Intelligent Mining Systems(SIMS)に関する欧州コンソーシアムのコーディネーターに任命されました。この掘削業界のイニシアチブは、EU最大の研究およびイノベーションプログラムであるHorizon 2020によって設立されました。持続可能な経済成長を促進するために設定されたHorizon 2020は、ヨーロッパのリーダーおよびEU議会の政治的支援を受けています。この素晴らしいイニシアチブの目的について詳しくは、
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