アトラスコプコレンタル、Raffinerie Heide社の熱分解炉の緊急クリーニングを支援

2018/11/08

不測のシャットダウンにより、Raffinerie Heide社では緊急に圧縮空気が必要となりました炉からコークスを除去するため、要請から4時間以内に5基のオイルフリーエアコンプレッサが納入されました。

Raffinerie Heide社のPTS 1600ソリューション - ドイツ

PTS 1600オイルフリーエアコンプレッサによるRaffinerie Heide社熱分解炉クリーニング

ヘミングシュテット:金曜日の午前11時半、アトラスコプコレンタルにRaffinerie Heide社から電話があり、できるだけ早くPTS 1600コンプレッサ5基を納入するよう要請を受けました。それから3時間半以内に、アトラスコプコレンタルは3台のトラックにPTS 1600コンプレッサ5基を積み込み、115 km離れたヘミングシュテットまで届け、短時間で運転できる状態に設定しました。

発生した問題:

隣接した機器の一部に不測の停止が発生したため、製油所の熱分解炉では予定外のデコーキングが必要となりました。5日間にわたって、最大流量12000 m³/h、運転圧力9.5 bar(g)のエアフローをできるだけ早く確保しなければなりませんでした。

熱分解炉では、ナフタ、ガスオイル、水素化分解物が、水蒸気分解によりエチレン、プロピレン、有用な副産物に変換されます。このプロセスでは、熱分解炉内にコークス層が形成されます。空気と水蒸気を調整して加えると、コークスを燃焼して除去できます。

通常デコーキングは、熱分解炉の計画停止時に実施されます。Raffinerie Heide社では、8~10週間ごとにデコーキングを実施しています。アトラスコプコレンタルは、要請に応えて作業に必要となる圧縮空気を供給しました。

アトラスコプコレンタルは、幅広い製品をレンタル用に取り揃えているだけではなく、迅速な対応、スタッフの優れた技術知識、レンタル製品の高い可用性の面でも好印象を受けました。そのため、当社はアトラスコプコレンタルと10年以上お付き合いしており、パートナーとしてとても信頼しています。

Raffinerie Heide GmbH

詳細については、以下の担当者にお問い合わせください。

アトラスコプコは、サステイナブルな生産性ソリューションを実現する世界有数の企業です。当社グループでは革新的なコンプレッサ、真空ソリューション、発電機、ポンプ、電動ツールと設備用システムをお客様にお届けしています。アトラスコプコでは製品やサービスを開発する際に、生産性、エネルギー効率、安全性、人間工学を重視しています。当社は1873年に設立され、本拠地はスウェーデンのストックホルムにあり、世界180か国以上に展開しています。2017年のアトラスコプコ(エピロックABを除く)の総売上は860億スウェーデンクローネ(90億ユーロ)、従業員数は約34,000名です。詳細については、www.atlascopcogroup.comをご覧ください。スペシャルティレンタルは、アトラスコプコの電力技術事業エリアの一部門です。世界各地のあらゆる産業分野のお客様に、エア、電源、フロー、蒸気、窒素のレンタルソリューションを提供しています。特殊製品レンタルサービスは、複数のブランド名で提供されます。部門本部はベルギーにあります。