LNGプロジェクト向け圧縮空気および窒素のレンタル

LNGプラントのライフサイクルおよび用途におけるさまざまな段階で稼働

2017/05/19

LNGとは?

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LNGつまり液化天然ガスとは、-259.6°F(-162℃)に冷却されて体積が減り、液体に変わった天然ガスであり、無色透明、無臭、無毒、不燃性の液体です。大気圧下における液相と気相の体積比は約620:1のため、液相にすると大容量の貯蔵が可能です。LNGは高圧下では出荷、貯蔵されません。大気圧(1気圧)、-259.6°Fで貯蔵されます。LNGの大部分はメタンですが、プロパン、エタン、ブタン、ペンタン、ヘキサンまたはヘプタンのような他のガスが含まれている可能性もあります。LNGを天然ガスに気化させると、発電やガス供給に利用できます。

LNGプロセス

まず、天然ガスが採取され、通常はパイプラインを通って産出地からLNGプラントへと送られます。ガスがプラントに到着すると、液化プロセスが始まります。ガスは-259.6°Fに冷却され、体積が1/620に減少します。その後、LNGはLNGターミナルから市場エリアに輸送されます。輸送エリアに到着すると、貯蔵され、再度ガス化されて、その地域の分配システムに接続されます。

LNGプラントのライフサイクルおよび用途における段階

プロジェクトの建設段階から、試運転前段階、試運転段階、そして最終的な稼働に至るまで、あらゆる段階において空気と窒素は存在します。

  • LNGモジュール製造のオフサイトおよびオンサイトの建設段階におけるラインブロー、空気圧試験、窒素パージは、エアコンプレッサ、ドライヤ、ブースタ、窒素発生装置の一般的な用途です。現場でタンクを建設する際には、屋根の加圧、空気圧試験、窒素パージに同じ機器を使用する必要があります。LNGの桟橋および製品積み込み設備の建設中には、掘削や杭打作業にエアコンプレッサが使われます。
  • 試運転前および試運転時には、エアコンプレッサおよびドライヤを使用して、一時的な計器用(および/または機器試験用)の空気を供給するとともに、エアブローを行います。高圧下での漏えい試験で窒素を拡散させるために、ブースタと窒素発生装置が追加されます。
  • プラントの操業中は、念のためにコンプレッサをスタンバイ状態にしておく必要があります。塗装、発破、バルブの改修には、圧縮乾燥空気が不可欠なため、コンプレッサとドライヤが必要になります。窒素パージの場合、コンプレッサ及びドライヤにブースタ及び窒素発生装置を追加する必要があります。

次は、LNG施設でのレンタルエアコンプレッサの主な用途について詳しく説明します。

空気圧試験

空気圧試験は、種々の理由で静水圧試験が不可能な場合に、容器又は配管の構造完全性を点検するために実施されます。一般的に、重要なシステムの試験には高品質な空気が必要とされます。システムがますます進歩し、耐水性がなくなっているため、空気圧試験が主流となりつつあります。

乾燥

設備を正しく稼働させ、ラインやシステム内で水和物の形成を防止するために、すべての極低温配管とLNGタンクを完全に乾燥させる必要があります。パイプラインの乾燥には、オイルフリーの乾燥空気が必要です。LNGタンクの乾燥には、タンクの通気口から湿った空気をパージしながら、大量のオイルフリーの超乾燥空気に置き換える必要があります。

窒素パージ

窒素は、LNGタンクの不活性雰囲気を作り出すために使用される不活性ガスです。LNGタンクは、試運転と起動の前に酸素含有量を制限することで、炭化水素と反応して爆発性混合物を生成しないようにする必要があります。LNGタンクをパージするには、すべてのタンク内の空間の酸素含有量が8%以下である必要があります。液体窒素を使うか、オンサイトの窒素発生システムを使う選択肢がありますが、液体窒素を遠隔のプロジェクトサイトへ輸送することや大量の液体窒素を管理することは終始困難なため、メンブレン技術によるオンサイトの窒素発生装置が望ましい選択です。最先端のエアコンプレッサのレンタル専門会社は、空気供給コンプレッサと最高純度99%の窒素を生成する窒素メンブレンユニットにより、完全な窒素の拡散を提供することができます。液体窒素と比較した際の窒素ユニットの主な長所は次のとおりです。

  • オンサイト窒素発生システムは、タンクローリーで現場に運ぶ際の輸送に関するすべての手間を削減します。
  • 輸送費の削減。特に、現場が遠隔地の場合に効果的です。
  • プロジェクト全体のコスト削減。特に必要な窒素の量が多い場合は有効です。
  • 停止することなく連続使用が可能です。
  • 市場を左右する外的要因の影響(液体窒素の不足など)を受けません。
  • 液体窒素を使うよりずっと安全です。

窒素ヘリウム漏えい試験

一般的に、LNG施設の試運転前に容器をテストするために行われます。通常、システムは1%のヘリウムと99%の窒素の混合物で加圧されます。加圧は、通常の動作圧またはリリーフバルブ設定の95%まで、数段階で行われます。その後、ヘリウムをトレーサーガスとして装置がテストされ、漏れがあれば報告されます。漏れは質量分析計により検出されます。ヘリウムは分子サイズが最小のため、非常に小さな漏れも検出可能です。

最後に一言。エアコンプレッサと窒素発生装置のレンタル業者にLNGプロジェクトの経験があるかどうか必ず尋ねてみてください。世界的に有名な会社は常に望ましい選択肢であり、不測の事態や頭痛の種を解決してくれます。

LNGプロジェクト向け圧縮空気および窒素のレンタル

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