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一緒に空を飛ぶ

Airbus社は、かつてないほど軽量化され、燃料効率を大幅にアップした革新的な長距離旅客機を製造しています。このような機体を飛行させるには、革新的なツールが必要でした。

2019/09/10

アルミ素材を使用した従来型の機体は、標準エアツールで十分対応できました。しかしながら新型のワイドボディ機であるAirbus A350 XWBは、胴体と翼が主に軽量カーボンファイバ製で、さらに洗練された締付ツールが必要でした。すなわち、移動しやすく、より高精度で、製造プロセスのあらゆる段階で求められるスピードに応えることができるツールです。

Airbus社は、革新的なコードレス/ワイヤレス式通信機能搭載ツールの調達に、アトラスコプコを選択しました。欧州のアトラスコプコのセールスチームは、航空宇宙産業向けに特化した製品ラインを構築しました。これらのツールは、標準ツールよりも初期費用はかかりますが、投資に見合う価値が得られるものとして納得いただき、実際に優れた精度と高度なフィードバック機能によって、運用コストを削減しました。

「ツールパートナーを選ぶ上で最も重要なのは、信頼できる高品質の製品を調達できることです」とAirbus社カテゴリマネジャー、イザベル・ミショー氏は言います。さらに、これらのツールはエネルギー効率が良く、同社の二酸化炭素排出量削減にも貢献しています。

「新しいツールは人間工学的性能を高め、回転速度を調整できるので安全性と品質を確保できます」と同社開発エンジニア、ジャニー・ロジャー氏。「作業者は非常に快適に作業ができます」

“ ツールパートナーを選ぶ上で最も重要なのは、信頼できる高品質の製品を調達できることです。 ”

Isabelle Michaud , Airbus社 カテゴリマネジャー

A350は、Airbus社初のカーボンファイバ強化プラスチックを主な素材(53%)とする機体です。この極めて軽量で非常に強力な素材を採用したことで軽量化と設計改善が実現され、同サイズの機体と比べて、25%の燃費削減が期待されます。

A350の複雑なアセンブリ工程では、アトラスコプコのナットランナ(締付ツール)が不可欠です。A350初の試作機は、翼が英国、胴体前部がフランス、胴体後部がドイツと、各部が異なる国で製造されました。

「アトラスコプコは重要な戦略パートナーです」とミショー氏は言います。「Airbusが1つの融和したグローバル企業を目指す上で、世界各国同じソリューションが得られるということは非常に重要です。すべての工場で、ツールと工程の標準化を主要目標としています」

2012年初め、Airbus社はフランス、トゥールーズにあるアセンブリラインで新ワイドボディ機のジョイントを開始しました。この初の機体は、新型航空機すべてに義務付けられている地上テスト専用です。
A350の無飛行試作機が2012年に完成した後、実際に空に旅立つ初のA350の組み立てが始まります。


記事:ナンシー・ピック