最終組立用塗布システム
SCA製品ラインでは、最終組立分注工程用に幅広い自動塗布システムをご用意しています
お客様の利点
- 生産性を向上
革新的な製品ラインに貢献する最終組立向けディスペンシングソリューション - 高品質の維持を実現
私たちは完璧な分注と高品質を維持する塗布を目指します - 簡単に使用可能
セットアップが容易で使いやすく、メンテナンスがしやすいシステムソリューション
SCA製品ラインでは、最終組立分注工程用に幅広い自動塗布システムをご用意しています
接着剤システムが休みなく稼働する過酷な生産環境では、高品質で使いやすいシステムが求められます。アトラスコプコSCA製品ラインのSYS 6000は、最終組立に好適な製品です。高精度の電動ショットメーター、ベーシック空気メーター、またはエンドレス分注流量計を接続できるため、幅広い用途に対応できます。より簡単に運用ご希望の場合は、マイクロコントローラベースのSYS 6000を使うと、モバイル機器やリモートパネルだけではなく、ブラウザからアクセスできるウェブインタフェースからもお使いいただけます。
ガラス取り付けに2成分系接着剤を使用する場合には、2台の計器を使用します。主成分を大型の体積流量計を使って適用します。ここでは、弊社のADE 6000シリーズの700 ccmを使っています。2つめの計器の大きさは混合比により異なります。ADKE 6000シリーズの60 ccmが使われることが多いものの、10/20 ccmが使われることもあります。
電動のADE/ADKE 6000ショットメーターは幅広い用途に対応し、SYS 6000分量調整装置と最適に併用できます。長寿命を達成するヘビーデューティ仕様の構造で、設置とメンテナンスが簡単で、ハイブリッドケーブル1本で接続できます。また、±1%の高精度制御もこの製品の利点です。6000シリーズには複数のバージョンが取り揃えられており、最大6つの加熱ゾーンで、低温/加熱分注など、多様な用途の要件に対応します。
高い信頼性で確実に材料を供給できれば、生産稼働時間が延長され、メンテナンスコストを削減できます。SCAポンプはすべて、長期間稼働し、取り扱う接着剤やシーラントへの応力を抑えるよう設計されています。2成分系を使用する場合、材料供給はショットメーターレイアウトとほぼ同じです。主成分には、より大容量のピストンポンプが使われることもありますが、2つめの成分には比較的小型のポンプが使われます。ここでは、主成分を弊社のHPS 5000ポンプで調整して、2つめの成分は小型のPCU 5000ポンプコントロールで管理しています。
HPS 5000
SCAポンプコントロールHPS 5000では、高粘度の接着剤やシーラント、ならびに1成分系または2成分系の接着システムをお使いいただけます。上のレイアウトでは、主成分にこのポンプとUP301ポンプが使われています。大容量で高粘度のポリウレタン(PUR)には、UP301を特にお勧めします。このポンプには追加の加熱回路があるため、ピストンロッドに残った材料が硬化するのを防ぎ、ポンプシールの寿命が大幅に延長されます。
PCU 5000
2成分系の2つめの成分は、通常1:50の比率で混合されます。このような小容量には、よりコンパクトで置き場所をとらないポンプコントロールが便利です。低/中粘性の材料を加熱せずに使う場合には、PCU 5000をお勧めします。PCU 5000制御ポンプには、ストロークの監視、バレルが空になった際にポンプ電源をオフにする、1つ目のバレルが空になると、2つめのバレルに自動的に切り替えるなどの機能があります。
高速とともに短いサイクルタイムが求められる用途向けの特殊アプリケータソリューションは、ロータリ駆動アプリケータです。この技術は、設定時間内にすばやく操作でき、マテリアルホースやケーブルパッケージに負荷を与えません。360°回転するノズルを備え、ガラス用途に高い精度と信頼性で適用できます。
お客様のビード形状およびサイズの要件に対応するよう、幅広い標準ノズルとカスタマイズノズルをご用意しています。最終的に、アプリケータに組み合わせて選択したノズルタイプにより、形状が決まります。
SCA製品ラインでは、内部に不透水コーティングを施し、最大400 barの圧力に耐える高品質のマテリアルホースを用意しています。加熱バージョンは、優れた材料温度安定性を発揮します。
生産を改善するため、ポンプコントロールにはバーコードスキャナをご用意しています。バレル交換が必要な際には、バレルが必ずスキャンされます。スキャンにより、ポンプコントロールが適切な接着剤が使われているか、また、使用期限と生産バッチを確認できます。
アトラスコプコは、幅広いイノベーションや開発を支援いたします。世界各地のイノベーションセンターとテストラボの詳細をご覧ください。
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