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コンパクトにまとめられたアトラスコプコの新しいZenergiZeエネルギー貯蔵システムがクリーンで静かなパワーを供給

2020/09/08

アトラスコプコは、新しいリチウムイオンエネルギー貯蔵システム、ZenergiZeを発売しました。このシステムはスタンドアロンソリューションとして使用したり、発電機と組み合わせてハイブリッドパワーソリューションを構成したりすることが可能です。ZenergiZeはCO2排出ゼロ、騒音ゼロを実現し、実質的にメンテナンスが不要なため、お客様は所有コスト削減のメリットを享受しながら、環境への影響を最小限に抑えることができます。アトラスコプコはこうしたコンセプトに基づいて市場ニーズに対応する、初めてのグローバルな発電機メーカーです。

エネルギー貯蔵システム

ZBP 45エネルギー貯蔵システム

ZenergiZeシリーズにはZBEとZBPの2つのモデルがあります。それぞれ15 kVAと45 kVAの定格出力を有し、エネルギー貯蔵容量が45 kWhのこれらのモデルは、長時間の自律運転により中小規模の電力供給が可能です。汎用性の高いエネルギー貯蔵システムを発電機と組み合わせて使用することで、スマートな負荷管理を実現します。また、アイランドモードでの使用時は主電源としての機能を果たします。たとえば、5 kWの電力を8時間以上にわたってトランスミッタに供給する場合などに最適です。ZenergiZeユニットはイベント会場や都市部の建設現場など、騒音に配慮を要する環境での運転や安全制限への対応、遠隔地の電気通信用途への電力供給、低負荷の問題解決に理想的な手段です。持続可能性を考慮したエネルギー貯蔵システムの設計により、燃料消費量や排出ガス量を大幅に削減し、お客様は運転による環境への影響を最小限に抑えることができます。ハイブリッドモードでは、ZenergiZeユニットをQAS80発電機と組み合わせて使用することで、大型のスタンドアロンQAS125発電機と比較して、12時間で燃料消費量を最大50%削減できます。さらに、ZenergiZeユニットは、ライフサイクル期間中に標準的なスタンドアロン発電機の排出ガス量の50%しかガスを排出しないため、約100トンのCO2を減らすことが可能です。これは、植林450本分に相当します(木の寿命を30年と仮定)。アイランドモードでの使用時に、ユニットに再生可能エネルギーによる電力が供給されていれば、CO2削減量は最大100%になります。

設置面積がわずか1.4 m2ZenergiZeシリーズは、フロアスペースが限られている用途に最適です。高密度リチウムイオンバッテリの採用により、従来のスタンドアロン発電機に比べて70%も軽量、小型で、専用機器なしで輸送が可能です。ハイブリッドモードでは、発電機との併用時に発電機が最高出力に達するのを補助することで、スマートな負荷管理を実現します。これにより、発電機の性能を最適化してその寿命を延長し、発電機のサイズを40%小さくすることを可能にします。 

さらに使いやすさを向上させて総所有コスト(TCO)を抑えるために、ZenergiZe貯蔵システムは実質的なメンテナンスを不要にしました。また、リチウムイオン技術により、通常条件下で150%の過負荷性能を持ちながら、4万運転時間の寿命を確保しています。ZenergiZeユニットは低負荷用途において、充電なしで12時間以上にわたり、必要な電力の供給が可能です。単純な充電プロセスに要する時間はわずか1.5時間です。リチウムイオン技術により、発電機、電力供給網、再生可能エネルギーなど各種エネルギー源からの充電が可能です。さらに、ZenergiZeユニットは他の技術よりも幅広い範囲の使用可能エネルギーを供給し、-20℃~50℃の周囲温度で性能を維持できます。

アトラスコプコはイノベーションを推進し、最終的にお客様に持続可能な価値を提供することを目指しています。市場はよりクリーンなエネルギーや電源を求めており、電化は産業機械の重要な技術トレンドになっています。リチウムバッテリ技術の進歩により、当社はお客様が必要とする信頼性の高い製品を提供できるようになりました。

Barbara Gregorio , 製品マーケティングマネジャー – 革新的エネルギーおよびデジタルソリューション
アトラスコプコの動力・フロー部門