アトラスコプコは重量500 kg未満の3モデルを発売し、小型トラック用のエアコンプレッサシリーズを拡張しました。流量2.8 m3/minまでの圧縮空気をお求めのお客様は、コンパクトなコンプレッサの導入により、総車両重量を抑えて、省スペースを実現できます。8シリーズユーティリティ系の最新モデルはU110 PACEコンプレッサです。革新的なコントローラを装備しており、5～10.5 barの複数の圧力構成に対応します。
アトラスコプコは昨年に8シリーズユーティリティを発売し、軽量で多用途に対応して小型トラックに容易にしっかりと統合できるコンプレッサを提供するというお客様との約束を実現しました。このたび、さらに3つの最新モデルを発売して、その約束をさらに一歩進めました。ユーティリティエアシリーズのすべてのコンプレッサは重量が500 kgを切るだけでなく、サービス間隔が業界最長まで改善されています。
ユーティリティコンプレッサファミリー
軽量の新製品を発売しただけでなく、アトラスコプコはシリーズ最上位にU190 PACEモデルを追加しました。PACE（Pressure Adjust through Cognitive Electronics）システムのおかげで、作業者はトラック搭載型エアコンプレッサとしては最も広い運転圧力範囲の中からお選びいただけます。PACE電子制御システムを搭載しているので、使いやすいデジタルコントローラを使って圧力をそれぞれの用途のニーズに応じてピンポイントの精度で調整できます。つまりU190 PACEコンプレッサでは、5 barから10.5 barまでのあらゆる理論的組み合わせが実現可能です。
トラック搭載用に設計されたユーティリティコンプレッサ
複数のモデルに15 kVA非同期発電機を搭載できるため、1台当たりの多用途性がさらに向上します。さらに下流のツール作業者をより強力に保護するため、8シリーズユーティリティシリーズのすべてのコンプレッサにはオプションでアフタクーラと水分離器を内蔵できるようになりました。8シリーズユーティリティシリーズの全コンプレッサには、頑丈で耐腐食性のC3等級適合のキャノピが装備されています。信頼性の高いクボタメカニカルエンジンを標準装備し、液体類を110 %保持するコンテナ、始動モータ保護、一体型上部タンクを備えます。このシリーズの開発では、サービスの簡便化が重視されています。各モデルは片側から整備作業ができるデザインで、ねじ込み式フィルタ採用ですばやく整備でき、ドレーンがまとめられているため便利です。さらに、コンプレッサ内の消耗品はすべて1時間以内で交換でき、特殊なツールも不要です。
