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アトラスコプコのZenergiZeエネルギー貯蔵システムがMatexpo Innovation Awardを受賞

2021/09/20

アトラスコプコのパワーテクニークベルギーは、コルトレイク(ベルギー)のMatexpo展示会のスタンドB52においてZenergiZeエネルギー貯蔵システムを展示しました。アトラスコプコの画期的なエネルギー貯蔵システムは、Matexpo Innovation Awardで3位を獲得しました。 

zenergize ZBP matexpo 2021

Matexpo展のスタンドB52でのZenergiZe

ZenergiZeは、新しいリチウムイオンエネルギー貯蔵システムです。このシステムはスタンドアロンソリューションとして使用したり、発電機と組み合わせてハイブリッドパワーソリューションを構成したりすることが可能です。ZenergiZeはCO2排出ゼロ、騒音ゼロを実現し、実質的にメンテナンスが不要なため、お客様は所有コスト削減のメリットを享受しながら、環境への影響を最小限に抑えることができます。アトラスコプコはこうしたコンセプトに基づいて市場ニーズに対応する、初めてのグローバルな発電機メーカーです。

 

「アトラスコプコは、イノベーションを起こし、最終的にお客様に持続可能な価値をご提供することを目指しています。市場ではよりクリーンなエネルギーと動力源が求められており、電動化は産業機械の重要な技術トレンドとなっています。リチウム電池技術の進歩により、お客様が当社に期待する高い信頼性を備えた製品を提供できるようになりました。ZenergiZeの革新性をご評価いただき、Matexpo Innovation Awardを受賞できたことを嬉しく思います。とアトラスコプコのパワーテクニークベルギーのサービス設備担当のBusiness Line ManagerであるPieter Willemsは謝辞を述べました。

エネルギー貯蔵システム、ZenergiZe ZBP 45

3位受賞後のアトラスコプコZBP

持続可能性を念頭に設計されたエネルギー貯蔵システムにより、ユーザーは燃料消費と排出ガスを大幅に削減することで、作業の環境への影響を最小限に抑えることができます。ハイブリッドモードでは、ZenergiZeユニットとQAS80発電機を併用することで、より大型のQAS125発電機を単独で使用する場合と比較して、12時間で最大50%の燃料消費量を削減できます。さらに、ZenergiZeユニットは、そのライフサイクルにおいて、標準的な独立型発電機の50%の排出量しかなく、約100トンのCO2を削減します。これは、450本の木を植えることに相当します(木の寿命を30年と仮定した場合)。アイランドモードで使用すると、再生可能なエネルギー源から電力が供給される場合、CO2の削減量は最大100%になります。これらは、最も関連性の高いエネルギー貯蔵システムの利点です。

アトラスコプコは、2020年にZenergiZeエネルギー貯蔵システムを発売しました。このシリーズには、ZBE、ZBP、ZBCの3つのモデルがあります。ZBE、ZBPモデルは、定格出力は15 kVAと45 kVA、エネルギー貯蔵容量は45 kWhで、中小規模の電力を長時間供給できます。ZBCモデルは、モデルに応じて定格出力は100 kVA~1000 kVA、エネルギー貯蔵容量は250 kWhおよび2000 kWhとなっており、マイクログリッドの「頭脳」として動作します。

matexpo-innovation-award

右から3番目がPieter Williems(サービス設備担当のBusiness Line Manager)、右から2番目がAnja Wiehoff(西ヨーロッパ担当のRegional Communications Manager)

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