2023/07/24
アトラスコプコのE-Air H250 VSD電動ポータブルコンプレッサは、Australian Hire and Rental Association(オーストラリアレンタル協会)によるHire Industry Excellence賞(HRIA賞)で「最優秀製品」賞を受賞しました。アトラスコプコの最新型電動ポータブルコンプレッサで受賞したのは、アトラスコプコのディーラー、Redstar社でした。このコンプレッサは、極めてエネルギー効率に優れた永久磁石モータと耐久性の高い設計を採用しています。今回の受賞により、レンタル業界では弊社の電動ポータブルコンプレッサが革新的なソリューションと認められました。
この製品には、幅広い用途ですばらしい機会があると確信しています。たとえば、排出ガスの低減または排出ゼロが求められる地下や密閉空間、騒音に厳しい都市部の作業現場、そして作業場や工場で整備や機能停止が必要なときの緊急時バックアップなどです。
E-Air H250 VSDコンプレッサがレンタル会社の利用率を飛躍させる
Redstar社が受賞したアトラスコプコの電動インバータ駆動コンプレッサE-Air H250 VSDは、過酷な屋外環境で最大7 m³/minの流量を送り出します。このコンプレッサは頑丈なVSD駆動式で、非常に効率がよく、ディーゼル装置比で大幅なコスト節約を実現します。電動コンプレッサには排出ガスがなく騒音が少ないというメリットがあり、特に狭い空間や低排出地域に適しています。
レンタル業界にとってもっと関わりが深いのがE-Air VSDシリーズの内蔵電子機器で、これによりコンプレッサは5 barから14 barの間の任意の圧力で稼働でき(PACE技術)、極めて高い汎用性が実現します。その結果、レンタル会社はコンプレッサの利用率を最大限に高めることができるのです。
レンタル顧客にとってのE-Air VSDのメリットが、使いやすさと効率性です。用途に応じて設定を変えることができます」と、Redstar Equipment社ジェネラルマネジャーのリチャード・クロー氏はコメントします。「ハンドツールではコンプレッサを7 barに設定し、ショットクリートやケーブル巻き取りのときは電子機器が14 barに切り替えます。このすべてを一台のコンプレッサでできます
PACE技術のおかげで、E-Airをレンタル提供する会社は速い投資利益を期待いただけます。
整備間隔は2000時間
電動コンプレッサの設計原則は整備しやすさです。エンジンがないのでメンテナンスが少なくて済み、整備コストが減り、使用時間が増えます。整備間隔が2000時間(あるい2年間)まで延びましたが、これが保有機器の稼働時間を最大限まで伸ばしたいレンタル会社にとってもうひとつの重要なメリットです。
どこでも操作が簡単
その他のメリットとして低電流始動があります。コンプレッサを始動する電源を大きくしなくてもよいので騒音が少なく、しかも高性能です。E-Air H250 VSDはSmartSocketも搭載しているため、現場で使用できる電源(16A、32A、63A)で運転できます。現場に電源があるエンドユーザーにとって、E-Airコンプレッサのレンタルは非常にコスト効果に優れたソリューションです。このように、このタイプのコンプレッサはレンタル会社とエンドユーザーの両方にとってたくさんの魅力があります。