Medium air compressor with HardHat PE canopy, on a construction site. XAS 188, XAS 238, XAS 288

アトラスコプコの汎用型ポータブルコンプレッサシリーズが新しい4モデルでさらに充実

アトラスコプコは、汎用型ポータブルコンプレッサシリーズを拡大し、XAS 188-10 PACE、XAS 188-14 PACE、XAS 288-10 PACE、XAS 238-14 PACEを発売しました。新たなモデルが加わったアトラスコプコの汎用型シリーズは、最適な効率性と生産性の向上を作業者にもたらします。新モデルはStage Vに適合しており、アトラスコプコのHardhat®キャノピにより、建設現場、採石現場、採鉱施設、解体現場などの過酷な環境に対応します。

「汎用性」という言葉は、さまざまな機能や活動に適応する能力と定義されています。当社の汎用型コンプレッサは、まさにこの言葉を体現しています。PACE技術を搭載により、作業者は作業のニーズに合わせてコンプレッサの圧力と流量を簡単に変更、調整できます。複数の用途にも1台のコンプレッサで対応可能です。

Rodolfo Reimberg , アトラスコプコのポータブルエア部門マーケティング担当副社長

XAS 188-14 PACE medium portable air compressor

汎用型シリーズのモデル：XAS 188-14、188-10、238-14、288-10 PACE

アトラスコプコの革新的なPACE（Pressure Adjustment through Cognitive Electronics）システムは、1台のコンプレッサで幅広い運転圧力範囲に対応し、圧力と流量のさまざまな組み合わせが可能です。PACE技術により、コンプレッサ1台で5 barから最大14 barまでの動作範囲に対応できます。汎用性の向上により、コンプレッサの稼働率が上昇し、作業者が圧力を下げたときの流量増加により、生産性が向上します。これにより、新型コンプレッサは塗装スプレーからハンドツール、ショットブラスト、ショットクリート、ケーブル巻取り、掘削など、各種作業に最適です。

汎用型シリーズのすべてのモデルはXC2003コントローラを装備しています。

PACEシステムは、アトラスコプコのXc2003コントローラに搭載されています。このコントローラは、カラーLCD画面の直感的なユーザーインターフェイスを備え、圧力設定は、わずか3ステップで0.1 barずつ簡単に変更できます。コンプレッサの稼働状況がシステムによって継続的に追跡され、定期整備を求めるプロンプトが表示されます。Xc2003はIP65等級に適合し、埃や水からコンプレッサを保護します。

さまざまな環境条件でコンプレッサを保護するために、汎用型シリーズのコンプレッサすべてには、アトラスコプコの特許取得済みHardHat^®ポリエチレン製キャノピが付属しています。このキャノピは耐久性が高く、軽量で耐腐食性に優れ、実質的に破壊不可能なため、コンプレッサの寿命が尽きた時点でも高い再販価値があります。

作業者は燃料効率を大幅に改善できるよう、4つの新しいモデルはECOモードを搭載しています。アトラスコプコのこの革新的なECOモードにより、機械部品を交換する際や現場で新しい場所に機器を移動する際などで、休止時間中のアイドリングモードによるコンプレッサ稼働に伴うコストを削減できます。従来、コンプレッサはアイドリングモード時にノーロードモードに切り替わっていました。その場合、空気は不要ですが、コンプレッサはまだ稼働しており、燃料を消費します。ただし、ECOモードが作動すると、XAS 188およびXAS 288コンプレッサは自動的にノーロードモードからアンロードモードに切り替わり、燃料消費をさらに50%削減します。関連性がありますが、ECOモードを使用しても生産性が低下することはありません。作業を再開する準備ができたら、コンプレッサは数秒でバックアップされ、稼働します。

汎用型シリーズは、-25～45℃（10～113℉）の周囲温度で確実に動作するように設計されています。さらに、このシリーズのコンプレッサは、すべての機械液を強力な110%の漏れ防止フレームに格納するため、地面を汚染するリスクがありません。汎用型シリーズの設計には、整備の簡素化が考慮されています。各モデルはアクセスが容易です。オイルサービスは2年に1回だけ必要です。特許取得済みオイルセパレータを搭載した汎用型シリーズの新しい4モデルでは、オイルサービスの所要時間は30分です。