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ドリルの操作法

ドリルの取り扱いは、見かけほど難しくありません。この記事には、せん孔作業を開始する前に考慮すべき最も一般的なトピックと役立つヒントをまとめています。

2019/03/12



ドリルには常に鋭利なビットを装着すること。これを過小評価してはなりません。高品質のビットと良好なビット研磨装置を使えば、エネルギーと時間を節約できます。
適切なポイントによりフィード力を30%まで低減可能。被削材に対してビットを押し付ける際に使用する力が少なくてすめばすむほど、ドリルの操作は楽になります。そしてその結果、まっすぐで丸い穴を実現できます。必ずスプリットポイントビット、または薄型ウェブビットを使うようにしてください。

Drilling Guide

大径の穴はあらかじめせん孔。鋼に直径が5~6 mmより大きい穴をせん孔する場合には、手持ち型ドリルの標準を上回るフィード力が必要です。フィード力の70%以上がチゼル端で消耗します。仕上げよりも小さいビット径であらかじめ穴を開けておくと、フィード力を低減することができます。極めて大径の穴は、数段階であらかじめせん孔しておきます。

適切な位置に穴を配置する。せん孔を開始する際、特にチゼルエッジ装備のビットを使う場合には、ビットが滑ってせん孔位置から外れることがあります。そのため、穴中央にセンターパンチ、またはクリープ始動できるドリルでへこみをつけて、スプリットポイントビットか薄型ウェブビットを使うことで位置ずれを防ぐことができます。また、複数の穴を相対位置に相互に配置する場合には、テンプレートを使うのも役立ちます。

2つの部品を同時にせん孔する際には、相互に固定しておく。これは、手持ち式ドリルを使う際によくある問題です。大型で重量のある構造では、最初の穴に部品をボルトかネジで固定しておいてから、別の穴をせん孔するのが良いでしょう。

再び、あらかじめせん孔…フィード力の70%がチゼルエッジで消耗し(最初にビットでせん孔する部分)、材料を貫通します。そのため、先端が通ると、貫通プロセスが楽になり、ビットがすばやく通過できるようになります。つまり、時間をかけずに、穴をきれいにせん孔できます。さらに、ビット詰まりも防ぐことができます。あらかじめせん孔しておくと、こうした問題を防ぐことができます。

深穴のせん孔。穴長がビット径の5倍以上の場合、切り屑を除去するため、ビットを一定の間隔で引き抜く必要があります。穴が深いほど、この手順を頻繁に繰り返さなければなりません。ビットをオイルか水に浸して、冷却します。

穴品質の確保。基本的に、穴の品質は真円度/真直度、角度の精度、穴裏側のバリにより決まります。適切な種類のドリルを選ぶことで、穴品質を改善できます。また、加工面に対して直角を保つこともまっすぐな穴をせん孔するのに重要です。穴裏側のバリは、下張りに対してせん孔し、鋭利なビットを使うことで防ぐことができます。

シャフトやパイプの横長の穴。センターパンチで穴位置に印をつけます

Grinding guide

被削材を所定の位置にしっかりと固定すると、正しい作業姿勢を維持でき、ビットを楽に位置合わせできます。
ビットをシリンダ径に対して直角に操作できるため、フィクスチャの使用もお勧めします。

Drilling Guide

傾斜のある穴。傾斜のある穴径の2倍の径のビットを使って、まずへこみを作ります。これにより、傾斜のある穴をせん孔しやすくなります。

正しい知識で、作業全体が容易になります。


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