最近、アトラスコプコのチームはとある商用車製造のお客様を訪問し、新しい操作ガイドシステムScalable Quality Solution(SQS3)に関してお客様がどのような機能を求めているかについての検討会を行いました。
このお客様が求めている機能の1つが、SQS操作ガイドに新しい製品番号を入力すると、SQSコンフィグレータが更新された構成を自動的に工程に適用して、更新された手順や締付作業を実施するというものです。
幸い、SQSには「更新の作成」オプションの1つとして自動更新機能があります。新しい製品番号を入力したとき更新された構成を適用するこの機能は、業界の中でもユニークな機能です。この自動更新機能は便利なだけでなく、結果的にお客様の時間やコストも節約します。
更新された設定を工程に適用するようにSQSを設定できるのは製品番号だけではありません。次のような方法でも、更新された設定を適用するようSQSを設定できます。
- パスワードを用いた手動操作:更新を保護するための4桁のパスワードを入力します。または、このパスワードを生成するための生成ボタンをクリックします。工程では、作業者がパスワードを入力して更新が適用されるようにしますが、これは現行製品がステーションからリリースされるとすぐに行われます。
- 日時を指定:更新を適用する日時を指定します。ある製品が指定した時間でまだ工程内に存在している場合は、この製品が工程から出された後で更新が適用されます。
- 製品IDを指定:指定された製品IDを持つ製品がワークステーションで検出されると、すぐに更新が適用されます。
- 即時:現在の製品が工程から出されると、すぐに更新が適用されます。
- シーケンスを指定:指定されたシーケンスが工程で検出されると、すぐに更新が適用されます。
ご質問については、今すぐアトラスコプコにお問い合わせください。