組立が完了したら、電気自動車(EV)用のバッテリモジュールをバッテリトレイの液体ギャップフィラーペーストの上に取り付ける必要があります。最後に締付を行うことでこの作業は完了しますが、熱伝導を損なわないように、プロセスは完全に制御可能である必要があります。その答えは、オートメーション化とロボットガイダンスです。
ギャップフィラーの接合の柔軟な挙動は、モジュールとトレイの間にギャップフィラー接着剤が押し出される傾向にあるため、EVバッテリモジュールを組立てる際の課題なります。これにより、バッテリモジュール内に空気が残ってしまう可能性があります。バッテリモジュールとサーマルコンパウンド(ギャップフィラー)間に均一に配分して完全に密着させるには、完全に制御できる締付方式が必要です。
アトラスコプコは、PF6 FlexSystemコントローラ、PowerPICK3D検知センサー、MONO3Dロボットガイダンスシステムなど幅広いシステムラインナップを備えています。完全自動化され、統合されたモジュール型の組立ソリューションを提供しており、お客様の高いレベルの要求に最大限お応えします。
連続的な締付プロセス、品質保証、トレーサビリティを実現
モジュール組立プロセスの時間とコスト効率
MONO3Dは、柔軟性に優れたシステムであり、あらゆる要件に合わせて簡単に構成でき、どのようなロボットでも数時間で使用できます。
アトラスコプコは、製造工程全体で制御性と自動化のニーズに対応する包括的なエンドツーエンドモジュール組立ソリューションを提供しています。実際の製造ニーズ応えるために、革新的な産業アイデアが生まれています。