アトラスコプコ、QAS発電機シリーズを拡張

2017/06/24

アトラスコプコの人気の高いQASシリーズ発電機に、QAS 630が加わりました。QAS 500のコンパクトなフレームを採用したQAS 630は、小型ながら発電能力が20%向上しています。今回のQAS発電機シリーズ拡張により、コンパクトで燃料効率の高い14~630 kVAのソリューションが揃い、世界各地の幅広い用途に対応できるようになりました。

“2007年にQAS新シリーズを発売して以来、当社は最大630 kVAまでの幅広い製品ラインアップを目指してきました。このたび、新型モデルに従来のQAS 500のフレームを採用して、このマイルストーンを最も革新的な形で実現しました。本シリーズの指針となるコンパクトで堅牢なモジュール式設計はレンタル部門で重視される特長で、当社の先進的なアプローチを補完するものです。”

Julio Tome, 製品マーケティングマネジャー

QAS 500と同じボックスに搭載された630kVA

QASシリーズの他モデルと同様、QAS 630には亜鉛めっきの堅牢なエンクロージャを備えた、コンパクトで頑丈な設計を採用。騒音レベルを低減して、高い信頼性で稼働します。さらに、漏れのないフレームで環境への影響を最低限に抑えることができます。標準の燃料タンクは900リットルを超える容量で、全負荷でも作業シフトを通じて電力を供給できます。オプションの長時間自律式燃料タンクを使った場合、負荷条件によっては最長24時間も連続運転が可能です。レンタル業界で求められる頻繁な移動とマルチドロップに対応するため、コンパクトで重量バランスに優れた頑丈なベースフレームにフォークリフト用スロットが付いているQAS 630は、輸送、設置、保管が容易です。QASの従来からの開発手法に沿って、製品設計とカスタマーバリデーションプロセスでは整備性が最重視されています。ドアが大きく、整備プレートを取り外しできるので、アクセス性に優れており、短時間でメンテナンスできます。ヘビーデューティ仕様のフィルタシステムにより整備間隔が延び、休止時間がさらに短くなっています。QAS 630(主要電力50 Hz時630kVA / 500kW)は排出ガス規制Stage II適合で、EUをはじめとする世界各地の規制要件を満たしています。QAS 630には、先進的ながら操作しやすいQc4003コントローラが装備され、プラグアンドプレイ設計により簡単にすばやく設定できます。このほかにも、遠隔から機械を始動、プログラムできる機能やデータ分析機能を備えています。コントローラには電力管理システムが搭載されており、燃料消費量を最適化できるほか、発電機を並列で構成して移動式発電装置や独立型発電装置を構成している場合に、発電機の耐用年数を延長することができます。さらに、Digital AVRをオプションで装備することもできます。この新型の電圧コントローラは、電力の過渡的挙動を制御できるため、特定の用途で必要となる発電機をダウンサイズできます。発電機の電圧をスマートに管理することで、燃料消費量を減らし、メンテナンスコストを削減し、耐用期間を延長することが可能です。