Northumbrian Water社が選んだ省エネ型ZSスクリュブロワ技術

イングランド北東部の大手上下水道会社Northumbrian Waterは、ダラム州ニュートン・エイクリフにある下水処理工場のエネルギー消費量を削減してサービスコストを低下させる手段として、アトラスコプコのZSスクリュブロワ技術を選びました。

ZSスクリュブロワの屋外設置_Northumbrian Water社

同社は、これまでに「Queens Award for Enterprise: Sustainable Development」と「Water Company of the Year」を受賞していますが、ニュートン・エイクリフ工場の廃水の好気性処理で、480 mbarの領域で信頼性の高い空気の安定供給を必要としています。この工程はバクテリアを使用して廃棄物粒子を分解するものであり、廃水封じ込め装置内の溶存酸素を望ましいレベルで維持するため、エアレーションタンク(曝気槽)に送り込む大量の空気を必要としています。通常この生物学的プロセスで、工場のエネルギーの最大70%が消費されます。水道業界では、広く使用されているローブブロワ設計原理では今日の低炭素経済の需要を満たせなくなっており、従来のローブ装置を革新的なスクリュ技術に切り替えることでエネルギーが節約され、これによって事業者は多大な利益を得られると、考え方が変化しています。

“アトラスコプコのZSスクリュブロワによりエネルギー使用量が20%改善されたため、既存のローブブロワをすべてアトラスコプコのスクリュブロワに入れ替える決断をしました。”

Alan Harle, Northumbrian Water社のエンジニアは、比較試験を実施しました。

スクリュブロワとローブブロワの性能比較試験

Northumbrian Water社の曝気装置

Northumbrian Water社は、ローブブロワの1つをアトラスコプコのZSスクリュブロワ技術に切り替えることに決めました。新しいZSブロワ設置の完了時、Northumbrian Water社は、既存のローブブロワとアトラスコプコのZS技術との性能比較試験を実施しました。そしてわかったことは、既存のローブブロワでは同じ出力を得るのにおよそ19%も多くの電力を使っているということでした。これらの試験結果とローブブロワには信頼性の問題が継続しているという事実に基づいて、2台目のローブブロワも、低圧のオイルフリーロータリースクリュブロワ、アトラスコプコのZS90-VSDに切り替えることが決まりました。このブロワ装置は、精密タイミングギアが、互いにかみ合った2つのドライスクリュエレメントの間のごくわずかな隙間を維持して接触しないようにしているという単純な内部原理に基づいた完全パッケージです。圧縮空間には潤滑が不要であり、特別設計されたシールはロータベアリングオイルが圧縮チャンバに侵入するのを防ぎます。吸気がロータとハウジングの間で圧縮され、オイルフリーで脈動のない空気が、およそ480 mbarの圧力、4000 m3/時以上の出力量で、プロセス需要に応じて作り出されます。

納得の結果:現場全体でローブ技術を入れ替え

Northumbrian Water社は、現在はニュートン・エイクリフ廃水処理工場に設置されている残り2台のローブ装置をさらに2台のZS 90スクリュブロワに切り替えるため、アトラスコプコに3回目の発注をしたところです。比較試験を行ったNorthumbrian Water社のエンジニア、Alan Harle氏は次のようにコメントしています。「運用上の視点から、アトラスコプコのZSブロワの性能は、特に現存のブロワと比較した場合に良好で、すでに20%の向上が見られたことに満足しています。いわば『論より証拠』であり、NWLがすべてのブロワをアトラスコプコの装置に切り替えれば、すぐにわかることでしょう」

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