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自社の用途に最適のコンプレッサオイルを選択する方法

圧縮空気設備、用途、周辺条件の組み合わせは、場合により異なります。そのため、最高の性能と信頼性を実現するには、適切なコンプレッサオイルの選択が重要です。

2023/06/02

オイル寿命と性能特性に影響を与える最も重要なパラメータは、周囲温度、埃または空気品質および湿度です。これらのパラメータは周辺条件とされており、これに応じて自社の用途を「通常」、「過酷」、「極めて過酷」に分類することができます。

考慮すべき選択基準

適切な選択をするには、コンプレッサの運転条件を熟知しておく必要があります。温度、空気品質、湿度は、適切なオイルの選択に重要な役割を果たします。

温度

最も重要なパラメータは温度です。
まず決定すべき条件は、エレメントの出口温度または周囲温度が基準となります。どちらも異なる範囲で表されます。可能であれば、エレメントの出口温度を基準として選択すべきです。エレメントの出口温度が入手できない場合、周囲温度が良い指標になります

空気品質

2つ目の条件は、コンプレッサ室の埃による汚染または空気品質です。例を挙げると、クリーンな環境と思われる自動車会社と比較すると、セメント工場は埃の多い環境と見なされます。一部の国では、平均的な粉塵レベルが平均的な基準より高いことがあります。そのため、個別に査定する必要があります

湿度

最後に決定すべき条件は湿度です。熱帯雨林気候やモンスーン気候の国々は、湿度が高いと見なされます。また、コンプレッサ室の状態によっては、吸気の湿度レベルが高くなることもあります

温度

湿気

種類

エレメント出口 < 95℃(203°F)
または
周囲温度 < 30℃(86°F)

N

N

通常

Y

N

通常

N

Y

通常

Y

Y

過酷

95℃ (203°F) < エレメント出口 < 105℃(221°F)

または
30℃(86°F) < 周囲温度 < 40℃(104°F)

N

N

過酷

Y

N

過酷

N

Y

過酷

Y

Y

極度

エレメント出口 > 105℃(221°F)または 周囲温度 > 40℃(104°F)

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極度

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自社の用途に最適のコンプレッサオイルを選択する方法

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