資材メーカー A社 様
火災後の工場、工場稼働中でも作業困難な高所配管の点検を可能にしたソリューションとは・・?
導入サービス:AI測定 エアリーク点検
火災が起きてしまった工場でのエアリーク診断のご依頼を承りました。
火災によって工場のメインとなるエリアが損傷しましたが、それ以外のエリアは問題なくて済んだとのことでした。エアリーク診断時は、火災の修理を行う中で、工場は稼働していて作業中でした。
幸い、コンプレッサー室は火災を免れた状況で、エア配管は高所にあり、見た目からは火災による損傷か煤かわからない状況で使用されていました。
アコースティックカメラは、コンパクトな音響カメラ測定器のため、エア漏れを確認しつつ移動することができ、配管外部の状態や高所であっても問題なく点検できるので、工場の作業をストップすることなく、短時間で測定をすることができました。
今回の診断結果では、エア配管は火災による損傷はなく、継手の2ヶ所が熱によって緩み、微量のエア漏れを起こしている状況でした。音には周波数の違いがあり、修理、作業、人の声の影響を受けることなく、的確にエア漏れを確認することができ、お客様も安心されました。
エアリーク診断結果
アトラスコプコのエア漏れ診断では、様々な状況でエア漏れ点検を
することが可能です。アコースティックカメラは軽量なだけではなく、AI搭載によって簡単かつ的確にエア漏れを検出できるので、今回のように火災が起きてしまった工場でも点検ができました。