Oman Cement Companyがエネルギーコストを30%削減
Oman Cement Company SAOG(OCC)は、中東の草分け的なセメントメーカーで、オマーン最大の会社です。多くのセメント工場と同様、OCCでは設備と計器、空圧搬送、セメントサイロのエアレーションに空気を必要としています。現在、OCCでは16台のアトラスコプコ製GA 160給油式スクリュコンプレッサ、2台のZA 6 1段式オイルフリースクリュコンプレッサ、そしてZS 30ロータリスクリュブロワを使用しています。
顧客満足を追求する品質保証
当社が追求する品質を達成するためには、最高のパフォーマンスと24時間365日サポートを提供する献身的なビジネスパートナーが必要です。当社が必要とする圧縮空気においては、高品質の機器とサービスサポートを提供するアトラスコプコが当然の選択です。
過酷な条件下で性能を発揮する最先端の機器
OCCに設置された16台のアトラスコプコ製GA 160給油式スクリュコンプレッサには、インバータ駆動(VSD)機能を備えた機種もあり、プラント内の各所で活用されています。GAコンプレッサは、画期的な非対称ロータープロファイル、高品質駆動システム、ヘビーデューティエアフィルタをベースとしたアトラスコプコの新世代先進圧縮エレメントを装備しており、最高温度55℃の過酷な状況でも連続運転が可能です。GA VSD装置がプラントの空気供給量を空気需要に応じて自動調整するため、エネルギーコストが平均でさらに35%削減されます。セメント工場のような粉塵の多い過酷な環境でも、アトラスコプコのZA 6 1段圧縮コンプレッサはインバータ駆動を装備し、オイルフリーエアを最小限のエネルギーコストで安定供給するため、連続生産が可能です。ZA 6装置は、アトラスコプコの実績あるスクリュ技術、ステンレス鋼製クーラ、AGMA A4/DIN 5ギア、最新鋭の電子制御システムを搭載しており、これらすべてが信頼性の高さに貢献しています。
エネルギーコストを30%削減
アトラスコプコのZS 30オイルフリーブロワは、プラント内のサイロのエアレーションに使用されています。アトラスコプコの実績あるスクリュ技術を搭載したZSブロワは、ローブ式比でエネルギーコストを平均30%削減できます。OCCのメンテナンスマネジャーのジアド・アル・シヤビ氏と彼のチームは、プラントに設置された中型圧縮空気システム増強に取り組んできました。粉塵はセメントプラントにおける主要課題の1つですが、空冷式コンプレッサにとってはきわめて深刻な問題です。そこで、OCCでは二重構造のフィルタスクリーンを装備するコンプレッサ専用室を建設して粉塵の問題を解決しました。その結果、信頼性が向上し、メンテナンスコストとエネルギーコストを削減できました。
顧客の高い期待に応える
「品質へのこだわりを守るために必要なのが、最高のパフォーマンスと24時間365日対応のサポートを提供している献身的なビジネスパートナーです」と、OCCのメンテナンスマネジャー、ジアド・アル・シヤビ氏はコメントしています。「アトラスコプコとは、長年すばらしいパートナーシップを維持してきましたが、これは圧縮空気機器製品の幅広いラインナップと販売代理店のBin Salim Enterprisesを通じて高品質のサービスサポートを提供してきたからです。ですから、圧縮空気ニーズにアトラスコプコを選択したのも当然です」「OCCで達成したこれまでに成功をもとに、アトラスコプコのオイルフリーエアチームは、確固とした自信をもってOCCをサポートし、信頼性とエネルギー効率を高める新たな革新的ソリューションを提供して、OCCの高い期待に応えられると信じています」と、アトラスコプコオマーン担当マネジャーのトニー・ヴァン・ヘルブルゲンは言います。