製品シリーズ
1段圧縮遠心式コンプレッサー ZHL
最大2 bar(g)/29 psigのエネルギー効率の高い遠心式コンプレッサー
主な技術仕様
- 説明
- メリット
- 仕様
- 関連製品
- アフターサービス お問い合わせはこちら
説明
1段圧縮遠心式エアコンプレッサーとは
遠心式エアコンプレッサは、遠心力を利用して流量と圧力を生成します。遠心技術は、圧縮空気を生成にきわめて効率的な方法です。
メインドライブシャフト付きのギヤボックスがモータによって駆動されます。ギヤボックスとメインドライブシャフトの両方が、1つ以上のインペラで高速シャフトを駆動します。1段圧縮ターボコンプレッサにはインペラが1つしかなく、最大2 bar(g)の圧力の空気を供給します。
1段圧縮コンプレッサーと2段圧縮コンプレッサーの違いについて
「段」とは、必要な空気圧に達するために空気が通過する圧縮段数を指します。高速回転するインペラが、コンプレッサ内の動的圧力を上昇させます。インペラ数と段数は、必要な出口圧力により異なります。
2 bar(g)以下の圧力を必要とする用途では、1つのインペラまたは1段圧縮コンプレッサで十分です。2段圧縮または(3段圧縮)コンプレッサでは、より高い圧力に到達できます。
メリット
アトラスコプコの1段圧縮ターボオイルフリーエアコンプレッサーの特長
7000 m3/h以上の流量と最大2 bar(g)/29 psigの圧力を必要とする用途に対して、よりエネルギー効率に優れたソリューションを提供するべく、アトラスコプコはZHLを設計しました。革新的な設計により、プロセスで空気需要が変動する場合でも、効率的な空気供給を保証できます。
更にアトラスコプコのマシンはクラス0認定を受けています。これにより、オイルフリーで高品質な空気のプロセスが保証されます。
独自の二重シール設計により、高品質な空気の生産プロセスが保証されます。オイルシールとエアシールにより、潤滑オイルがインペラに入らないため、オイルフリーのクラス0認定エアが供給されます。
持続可能な生産プロセス
ライフサイクル全体のコストの最大80%は、エネルギー使用量にかかっています。アトラスコプコのコンプレッサは、エネルギー効率が可能な限り高く設計されているため、地球に利益をもたらすだけでなく、お客様にとっての投資利益にもつながります。圧縮空気設備を可能な限りエネルギー効率よくすることは、生産プロセスをより持続可能なものにするための優れた方法です。
持続可能性は、アトラスコプコの設計プロセスの中核です。
- 専用の後方傾斜インペラ設計により、ターボコンプレッサーは出力・圧力モデルのそれぞれを最大限に活用できます。さまざまなインペラタイプがあるため、幅広い用途に対応する、ギヤ駆動ターボコンプレッサーのサイズを適切に選択できます。インペラタイプの選択の幅が広いため、動作点の違いにかかわらず、お客様個別のニーズに合わせて性能を最適化することができます。
- アトラスコプコのZHLターボコンプレッサーは、さまざまな高効率モータによって駆動されています。低電圧モデル(最大560 kW)には、YDスタータが内蔵されています。さまざまなモーターをご用意しており、空冷式と水冷式から選択いただけます。
- インレットガイドベーン(IGV)は、変動する空気需要に対応して効率よく流量を調整します。調整可能なインレットガイドベーンにより、入口バルブを使用する場合と比較して最大9%もエネルギーを節約できます。インレットガイドベーンは、サーボモータベースのアクチュエータによって制御されます。これは、コンプレッサーのターンダウン範囲全体で、空気需要の変動に応じて流量を制御するため、優れたコスト効率と信頼性が得られます。
- アフタクーラーは、コンパクトながら低いアプローチ温度を達成し、圧損を最小限に抑えて、全体的なエネルギー効率を最大限まで高めることができます。
カーボンニュートラルな生産プロセスに向けて
エネルギー効率に優れたコア設計に加えて、アトラスコプコの1段圧縮ターボコンプレッサーを熱回収ユニットおよびセントラル/またはユニットコントローラと組み合わせることで、生産プロセスの二酸化炭素排出量をさらに削減できます。
- コンプレッサーの動作時には、必然的に熱が発生します。熱回収装置を追加すれば、圧縮熱の最大94%を回収することができます。熱回収がなければ、その熱は冷却システムと放射により大気中に失われてしまいます。当社の熱回収装置は、圧縮熱を利用して水を加熱します。この温水は衛生や暖房用に使用できます。また、プロセスの他の場所で再利用することもできます。
- Elektronikon®ユニットコントローラの標準ターンダウン最適化アルゴリズムでは、ユニットのターンダウン範囲を常に最大化します。これによりブローオフが制限され、あらゆる運転条件でエネルギー効率が向上します。
- ZHLコンプレッサーは、Optimizer 4.0中央コントローラーと簡単にペアリングできます。中央コントローラーにより、複数のコンプレッサーに運転を適切に分散できるため、摩耗が抑えられ、制御オプションが増え、エネルギー消費が削減されます。