閉じる
Modern Medical Research Laboratory: Portrait of Latin and Black Young Scientists Using Microscope, Digital Tablet, Doing Sample Analysis, Talking. Diverse Team of Specialists work in Advanced Lab

ラボで清浄な圧縮空気を確保する 

ラボにおける清潔で無菌の空気の重要性について調べましょう。オイルフリーコンプレッサ、ラボでの用途、利点について学びましょう。

研究所や研究施設は、機器の較正から環境制御まで、さまざまなタスクや用途についてエアコンプレッサに大きく依存しています。アトラスコプコのSF+オイルフリースクロールは、ラボ用エアコンプレッサとして好適です。清浄な無菌の空気を提供し、優れた信頼性、低騒音動作、コンパクトな設置面積を実現しています。 

厳しい要件 

高品質の空気の安定供給は、実験室の作業の健全性と信頼性に不可欠です。ラボ用コンプレッサの主な要件は次のとおりです: 

  • 純粋で無菌の空気:正確な結果を確実に得るために、実験室で使用する空気は、乾燥していなければならず、油蒸気や粉塵粒子があってはなりません。 

  • 信頼性:実験室での作業の多くは、信頼性の高い圧縮空気の供給に依存しています。コンプレッサの故障がワークロードと期限に直接影響を及ぼすおそれがあります。 

  • コンパクトかつ低騒音運転:コンプレッサは、通常研究室内で動作するため、スペースの使用を最小限に抑え、気を散らさないように静音運転が必要です。  

  • エネルギー効率:コンプレッサは、大量のエネルギーを消費します。エネルギー効率の高いコンプレッサを選択することで、運用コストを大幅に節減し、CO2排出量を削減できます。 

用途 

圧縮空気は、多くの実験室作業に不可欠であり、コンプレッサは、実験装置の不可欠な一部分となっています。主な用途を以下に示します: 

ラボと研究

 

  • 機器の較正:圧縮空気は、較正媒体として機能し、分析天びんや分光光度計のような機器の正確な動作を保証します。正確な較正結果を得るには、清浄で乾燥した空気が重要です。 

  • サンプル分析と準備:誘導結合プラズマ(ICP)分光法のような技術では、霧化液体が必要であり、それには圧縮空気が必要です。実験の完全性を維持するために、サンプルを洗浄して乾燥させるエアジェットも圧縮空気に依存しています。 

  • クロマトグラフィー:高速液体クロマトグラフィー(HPLC)システムおよびガスクロマトグラフィー(GC)システムでは、クロマトグラフィー分析の精度と効率を高めるために圧縮空気を使用します。 

  • クリーンルームの環境制御:乾燥した清浄な圧縮空気により、クリーンルームの温度、湿度、粒子レベルを調整します。これは半導体製造や医薬品のような産業にとって重要です。 
  • 実験室のオートメーション化:圧縮空気を動力とする空気圧アクチュエータと制御システムにより効率を高め、反復的なタスクにおける人為的ミスを減らします。 
     

  • ガスクロマトグラフィー質量分析(GC-MS):圧縮空気は、ガスクロマトグラフィーのキャリアガスとして機能し、正確な分析物の分離と定量を保証します。 
     

  • ガス生成:多くの研究室では、酸素発生器や窒素発生器を用いて高純度のO2やN2を生成しています。コンプレッサは、こうした発生器に空気を供給し、そこから必要なO2またはN2を分離します。 

ラボ用途計装用スクロールコンプレッサのリーフレットをダウンロードする

SF+:理想的なラボ用エアコンプレッサ 

従来のコンプレッサとは異なり、SF+は、ラボに簡単に適合します。低騒音運転、コンパクトな設置面積、統合された空気処理装置により、理想的なラボ用エアコンプレッサとなっています。主な機能には下記が含まれます: 

  • フル機能ユニット:内蔵の冷媒式エアドライヤまたは吸着式エアドライヤにより、コンパクトな設置面積を確保し、ラボ環境に最適です。 

  • エアストレージオプション:さまざまなラボ設定に合わせて、さまざまなレシーバ取り付けオプションが利用できます。

  • エネルギー効率:IE3モータ、Elektronikon® Touchコントローラ、および可変流量テクノロジ(マルチスクロールモデルの場合)などの高度な機能により、エネルギー使用量とコストを最小限に抑えることができます。 

  • 超静音動作:SF+は、音響エンクロージャーによる超静音動作を提供し、静かなラボ環境に好適です。

  • ユーザーフレンドリーな操作とリアルタイムのリモートSMARTLINKモニタリング。 

オイルフリーエア技術のパイオニア 

アトラスコプコは、数十年にわたりオイルフリーエアコンプレッサの技術革新の最前線に立っており、ISO 8573-1:2010 Class 0認証も初めて取得しています。これは、アトラスコプコのオイルフリーコンプレッサからの空気には油の痕跡も検出されないことを意味しています。ラボ用エアコンプレッサにとって重要な利点です。 

包括的なエアソリューション 

アトラスコプコは、エアコンプレッサのリーダー企業を超える存在です。完全な圧縮空気生成システムまたはガス生成システムを提供するために、あらゆる空気処理、分配、蓄積のソリューションを提供します。その結果、最高の性能と互換性を確保できます。アトラスコプコの専門サポートチームは、保守とスペアパーツの支援のために180か国以上で利用可能であり、ラボのスムーズな稼働を保証しています。 

お問い合わせ

ラボ用の新しいエアコンプレッサをお探しですか?アトラスコプコの専門家が、お客様の質問に答え、お客様のニーズに合わせた圧縮空気システムを見つけるお手伝いをします。ご遠慮なくご連絡ください。 

スクロールコンプレッサの用途を見る

関連記事

an illustration about the types of compressors for the atlas copco wiki.

スクロールコンプレッサの完全ガイド

10 7月, 2023

スクロールコンプレッサは、空気またはガスの内部圧縮によって機能する容積式コンプレッサです。このタイプのコンプレッサは、高い信頼性を確保し、少ないメンテナンスで済みます。詳細はこちら!

SFとSF+の詳細を見る